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東日本大震災から10年。バルクヘッド記事で当時を振り返ります

 3月11日、東日本大震災から10年が経ちました。みなさん、あの時何をしていましたか。読者の中にはまだ生まれていなかった、という人もいるかもしれません。津波で多くの方が犠牲になりました。東北沿岸のヨットハーバーや施設は壊滅状態となり、船は流され壊れ、セーリングは完全にストップしました。10年前のバルクヘッドマガジン記事から当時を振り返ってみたいと思います。(BHM編集部)

※ご紹介するのは当時の記事の一部です。ご興味のある方はリンク先のアーカイブから過去記事を御覧ください。

写真は震災の翌2012年10月に宮城県松島で開催された「ジュニアヨット復興ジャンボリー」。東北セーリングは一時期壊滅状態となりましたが、東北セーラーのがんばりと全国の応援でヨットレースが復活しました
2011/3/12。バルクヘッドマガジンの第一報は地震の翌日でした。当日は連絡手段がなく、どんなことになっているのかも分かりません。当日の編集長は、リビエラ・シーボニアマリーナで船のメインテナンスをしていました。三浦半島の道路信号が停電のため消えていてたのを憶えています
2011/3/18。松島名取ジュニアヨットクラブのサイトで安否情報が掲載されました。現場ではまだ電話が使えずに安全なのかどうかも分からない状況。ヨットクラブの情報でセーラー仲間の安否を確認できました
2011/4/16。船が流されてしまったヨット部ではセーリングしたくても乗る船がありません。ヨットに乗りたいという高校生の声に胸を打たれました。この頃から東北のヨット部、セーラーに向けて支援活動がおこなわれるようになってきました
2011/4/17。Zhik商品売上を全額寄付したSailFast社から宮古、閖上の様子を伝えてもらいました。津波の被害にあった町は家や建物、道路もなくなってしまいました。いまも復興工事がおこなわれています
2011/5/4。塩釜高校ヨット部から、練習活動を再開できるようになったという連絡をいただきました。2011年5月には秋田で東北水域の高校が集まり合同練習会がおこなわれました
2011/5/9。九州大から国立大学戦で毎年定期戦をおこなっている東北大へ船が贈られました。全国の大学、高校、ジュニアのクラブから東北へ送る支援品が集まるようになりました
2011/5/20。全国でチャリティーレースも開催されるようになりました。復興支援活動する「Sail for Smile」の応援活動はいまも継続されています
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