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e-sailing日本、チームワークでフランスに勝利!準々決勝へ

 10月10日に開幕した世界13カ国が出場する国別対抗戦「2020 e-sailing ネーションズカップ」。10日におこなわれたフリートレースの結果で対戦国が決まり、先週はチームレース戦となる第1ステージが実施されました。日本は、18日におこなわれた第1ステージでフランスに勝利。準々決勝へ駒を進めます。(BHM編集部)

10月、11月に開催されるe-sailingネーションズカップ。参加国はスペイン、イギリス、イタリア、アイルランド、デンマーク、オランダ、スイス、日本、フランス、ドイツ、ロシア、ポーランド、スウェーデン(予選順位別)の13カ国です

 強国フランスと対戦した日本は、第1レースで敗れるも第2レース(女子マッチ)で〈Sea man Ship〉(武石早代選手)が勝利。その後。波に乗って白星を連発し、フィニッシュ間際の大逆転劇もあり大いに盛り上がりました。

 日本は最終レースを待たずに5勝して第1ステージを突破。レース中もチャットで会話できる「e-sailing」の特長を最大限にいかしたチームワークの勝利です。

  e-sailing ネーションズカップ・ノックアウトラウンドでは、チームレース(複数艇)とマッチレース(1対1)でおこなわれます。レースフォーマットは9レースおこなわれ、先に5勝した国が勝利する団体戦です。

 準々決勝に進んだ日本は、10月25日(日本時間 朝5時に開始)にスペインと対戦します。

成績表。準々決勝までは対戦国と相談してレース日を決めます。トーナメント方式で勝ち上がり、準決勝は10月26日、決勝は11月6日におこなわれます

◎e-sailing ネーションズカップ・ノックアウトラウンド
第1R 10 対 10 / 49er
第2R 女性 対 女性 / Star
第3R 5 対 5 / Laser
第4R 3 対 3 / F50
第5R 2 対2 / J70
第6R 1 対 1 / Star
第7R 3 対 3 / J70
第8R 2 対 2 / F50
第9R 10 対 10 / Nacra 17

白ハルに数字旗の1(日の丸)が日本チームのカラーです。全員が揃えているので、レース観戦していてすぐに分かります

◎e-Sailing ネーションズカップ 日本代表選手
KG-R/木暮俊貴(東京都立大)
Sean bond/今村勝自
Sea man ship/武石早代(東京都立大)
JPN3717/大山 修
Vegas/松浦夏樹
Sohei NIPPON/瀬戸相平
優月/細木和輝
Tk30623/田中 拓(京都府立医科大学)
グリンピース伯爵/眞榮平克輝(東京都立大)
0517/平井淳一(バルクヘッドマガジン編集長)
Tacitus/滝 哲也
Pauline3/本田雄一郎

◎バルクヘッドマガジン編集長の対フランス戦
「手に汗握る激戦が繰り広げられました。日本は、最後まで諦めない強い気持ちが戦いに出ていたと思います。特にKG-R選手の卓越したボートコントロール、経験豊富なSean bond選手の風読みは頼もしく、ホント敵でなくてよかった。
 編集長は第1、第9レースにおこなわれた10対10のチームレースに出場しました。けっこう緊張するもので、序盤から単純なペナルティを食らうなどで順位を落とし、満足に走らせてもらえませんでした。足引っ張っちゃってすみません。。。さすが各国選抜選手は驚くほど速くミスも少ない。次回は基本を守り、あせらずしっかり走りたいと思います。
 それにしてもe-sailingはおもしろいですね。まだ触ったことのない方はぜひヴァーチャル・レガッタ・インショア(基本無料)で遊んでみてください。そして、朝早く起きられる方は、日本対スペイン戦を観戦、応援してください。YoutubeやFacebookでライブ中継やってます」

CATEGORY:  esailingNEWS