モスとフォイルボートの祭典。葉山「フォイルフェスタ2020」
7月4、5日、神奈川県葉山港でモスとウインドフォイルによるヨットレース「フォイルフェスタ2020」が開催されました。大会は初日が強風のため中止、2日目も強風コンディションでウインドフォイルクラスのみ3レース実施され、倉持大也が優勝を飾りました。(BHM編集部)
当初、モス級サマーレガッタとして企画されたイベントですが、長期間に及んだ自粛明け復帰レース第1弾ということから、モスだけでないフォイル艇を集めておこなおうと自由な発想で実施されました。
エントリーはモスクラス10名、ウインドフォイルクラス11名。モスクラスは6艇が出艇したものの、風速10メートルを超える風と前線の影響によるうねりで、走らせることが難しくレース不成立。ウインドフォイルだけが成立しました。
ウインドフォイルクラスには、2024年パリ五輪で採用されることが決定している「iQフォイル」も登場。日本に導入されたばかりですが、パリ五輪を目指す選手はiQフォイルで活動を開始しています。
倉持大也選手コメント
「コロナの影響でレースが中止続きの中、また悪天候にもかかわらずレースをしていただきありがとうございました。私にとっては初めてのフォイルレースでたくさんの貴重な経験になりました。今回のようなコンディションでも問題なく走れるようにさらに練習を重ねていきたいと思います」