冒険航海にでかけよう。海に出られない今こそ読みたいおすすめ海本集
緊急事態宣言の延長で、気持ちよくセーリングできる日までもうしばらくの辛抱です。みなさん、活動自粛のなかでどんなことをしていますか? バルクヘッドマガジン読者でレーザーセーラーの大隈さんから、おもしろそうな船や海の本を紹介してもらいました。こんな時は、自宅でゆっくり海の本を読んでみてはいかがでしょうか。編集長が好きな本は、定番ですけれど「ツバメ号とアマゾン号」です。(BHM編集部)
海に出られないセーラーの皆さんは、筋トレやヨット動画視聴でヨット活動を続けていると思いますが、まだ自粛が続くので、在宅でできる新たなセーリング活動を探している方もいると思います。(レポート・写真提供/大隈)
私が長年ハマっている、在宅でできるヨット活動?として、ヨットや海関係の「読書」があります。時間のある今、ちょうどおススメなので、紹介させていただきました。
これらの本屋にはあまり置いていないため、新刊や既往著作の情報を耳にすることはほぼありませんが、海本の読書は、今後のセーリングライフを、より充実させることにつながると思っています。
参考:おススメ 海本集
『七つの海を越えて』白石康次郎 日本を代表するオーシャンレーサー・白石さんの笑いあり、涙ありの青春の記録。超・前向きな姿勢に感動!まずはこれを読んでみて〜。
『エンデュアランス号漂流』アルフレッド・ランシング 南極で船を失った探検隊、幾多の苦難を乗り越えて遂に生還!これを読まなきゃ、人生もったいない。
『漂流』吉村 昭 歴史モノ。おもしろすぎて、止まらない。
『スプレー号世界周航記』ジョシュア・スローカム ヨット航海記の定番、まさに大冒険。地図を片手に読んでね〜。
『たった一人の生還 たか号漂流二十七日間の闘い』佐野三治 外洋レース中に転覆、乗員7人のうち唯一人生還した筆者の、まさに極限の記録。
『ブルーウォーターストーリー』片岡佳哉 24フィートで南極まで行っちゃった青年。丁寧に選んだ言葉と、印象的な写真。永く読み継がれる本!
『きゃびん夜話』田辺英蔵 アフターヨットを頑張りたいお酒好きな中年におススメ。
『無人島に生きる十六人』須川邦彦 時は明治、無人島に流れ着いた商船学校実習生。サバイバルなのに、なぜか生活が楽しそう。ノンフィクション。
『冒険者たち〜ガンバと15ひきの仲間〜』斎藤惇夫 小さい頃にはわからなかった、ガンバの友人マンプクのカッコよさ!「ガンバ、海へ行かないか」。