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【欧州】ポルトガルで開幕。ラジアル日本代表選考、レーザーヨーロッパ選手権

 5月21日、ポルトガル・ポルトでおこなわれている「レーザー級ヨーロッパ選手権」大会2日目の成績です。本大会に日本女子5選手、男子4選手が出場。ラジアル女子は第1回目の日本代表選考となっています。(BHM編集部)


ポルトで開幕したヨーロッパ選手権。ラジアル女子は日本代表選考です。写真は現在22位の土居愛実。photo by Junichi Hirai

 5月は欧州でヨーロッパ選手権が連続で開催されています。本大会も欧州選手には重要な大会になっていて、スタンダード・シニア男子162艇、ラジアル女子120艇、ラジアル男子41艇、合計323艇が出場しています。

 選考を兼ねるラジアル女子は、このヨーロッパ選手権と7月に境港で開催される世界選手権が選考対象大会です。他種目と同様に複数大会の合計得点で競われます。

 折しも19日のワールドセーリング中間総会で、2014年パリ五輪の制式艇として、レーザー級と470級が継続して使用されることが発表されました(RS:X級は製造販売の独占問題から否決され、夏に再び討議されます)。

 レーザー級は世界でもっとも普及するディンギーです。323艇が集まる本大会でもハーバーは歩く隙間を探さなければならないほどの大混雑。スロープから海に出るにも時間がかかるので、選手たちが朝早く来て場所取りしている様子を見ていると、このボートがセーリングのスタンダードなんだ、ということを再確認させられます。

 ヨーロッパ選手権ラジアル女子は大会3日目までが予選となり、その後、ゴールド/シルバーフリートに振り分けられ、25日まで開催されます。


ハーバーは大混雑です。スロープが2カ所しかなく出艇時は満員電車のよう。photo by Junichi Hirai


冨部柚三子。photo by Junichi Hirai


多田桃子。photo by Junichi Hirai


ラジアル女子は大会3日目まで予選シリーズです。上位グループに入るためには60位以内に入らなければなりません。photo by Junichi Hirai


南里研二。レーザー男子は7月境港世界選手権が第1回目の代表選考になります。photo by Junichi Hirai


今年はほとんど海外でトレーニングしているという瀬川和正。photo by Junichi Hirai


大会2日目ハイライト映像

ポルト・レーザー級ヨーロッパ選手権 2日目
ラジアル女子 参加120艇 4レース終了時
22. 土居愛実 33p
49. 冨部柚三子 62p
102. 多田桃子 131p
107. 三浦凪砂 137p
114. 柿元麻衣 154p

スタンダード 参加162艇 4レース終了時
54. 瀬川和正 52p
77. 鈴木義弘 65p
82. 南里研二 68p
110. 北村勇一朗 89p

◎2019 Laser Senior European Championships & Open European Trophy
https://2019-senior.laser-europeans.org/

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