Loading

杯の行く先は東か、西か? 2019大学対抗&U25マッチ2日目レポート

 3月2日、マリーナ東海で開催されている「セイル・オン 第8回JYMA選抜 大学対抗&U25ヨットマッチレース」。大会2日目は引き続き、予選ラウンドロビンがおこなわれました。(BHM編集部)


スタート前のマニューバ。フライト数を消化してマッチレースらしい戦いになってきました。photo by Junichi Hirai

 大学対抗&U25マッチ2日目は前日の強風から一転、軽風のなかで始まりました。大きな風の振れが入り、レース運営はコース変更を余儀なくされますが、午後に入ると弱いながらも風は安定。予選フライトが淡々進みます。

 選手たちは風が落ち着いたことで気持ちに余裕ができ、戦い方が戦略的になりマッチレースらしくなってきました。近距離で競り合うシーンも多くみられ、学生セーラーの成長に驚きを隠せません。

 しかし、ケアレスミスも多く、スピーネーカーの破損が多発。帰着後にダメージレポートをレース委員会へ提出し、修復作業をおこないました。

 さて、大会2日目を終えた時点での(まだラウンドロビンは終了していません)、各チームの勝ち負けは次の通りです。

大会2日目終了時ラウンドロビン暫定結果
9勝1敗
 ドリームチーム(混成チーム)/村上義龍
 WEED (九州大学)/鄭 愛梨
6勝2敗
 Kudo (東京大学)/西坂惇之
6勝4敗
 磯辺(混成チーム)/植木武成
 Genius Neo(九州大学OB)/河原田健介
4勝6敗
 早稲田大学/元津志緒
3勝5敗
 村松の再挑戦(甲南大学)/村松昂祐
2勝6敗
 京都大学 FULL SAIL /中川裕基
 和歌山大学 /髙木勇佑
 神戸大学/陸奥田航大
0勝8敗
 神奈川大学/井藤みく

 ドリームチームは、日本大、早稲田大、慶応大の三大学の主将と4年生による混成チームで、対和歌山大戦で1敗した以外負け無し。9勝で首位を確保しています。ドリームチームは、同率1位の九州大との直接対決も落ち着いた走りで勝利しました。

 一方、WEED (九州大学)はジュニア時代から活躍する鄭 愛梨をヘルムスマンにすえ、全員4年生によるチームです。練習量は少ないものの、チームワークとボートスピードに優れ、初日から勝ち星を重ねました。

 さあ、明日3日は大学対抗&U25マッチ最終日です。ラウンドロビンの残りを行ったあと、順位決定戦がおこなわれる予定です。


ラウンドロビンのWEED (九州大学)対ドリームチーム(混成チーム)。WEEDはペナルティを持って先行するも、ペナルティ解消後に逆転されて敗退。2チームが同勝率となりました。photo by Junichi Hirai


破れたスピネーカー。明日に備えて修理します。photo by Junichi Hirai


帰着後はレースを振り返り、ルールやマッチレース戦術のセッションがおこなわれました。photo by Junichi Hirai


学生マッチでいちばん盛り上がる自己紹介兼宴会芸対抗戦。内容まで紹介できませんが、今年はレベルが高く、学生芸によくある裸ネタもやや少なくなり、大いに盛り上がりました。優勝は大学ヨット部混合のドリームチームです。おめでとう!(写真は九州大OBです)photo by Junichi Hirai


2019大学対抗&U25マッチ2日目勝敗表


2019大学対抗&U25マッチ 2日目ダイジェスト。映像提供:レイラインメディア

◎バルクヘッドマガジン・フォトギャラリー
3月1日 大学対抗&U25マッチ 初日
3月2日 大学対抗&U25マッチ 2日目

====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
ベストウインド
ファーストマリーン
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
エス・ピー・ネットワーク
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
コスモマリン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ

CATEGORY:  COLLEGEINSHORENEWSSPECIAL