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【470全日本】今村/大嶋が首位に。レース毎にトップが変わる混戦のゴールドフリート

 8月21日、江の島「470級全日本選手権」の決勝シリーズが始まりました。コンディションは6〜8ノット。各フリート3レースずつ行われ、上位38艇が集まったゴールドフリートは、レース毎にトップ艇が変わる接戦が繰り広げられました。(レポート/西朝子)

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トップに立った今村 亮/大嶋龍介。愛媛県国体チームで、今村は現ナショナルチームです。photo by Junichi Hirai

 決勝シリーズ初日は、安定したシーブリーズが吹き始めた午後になってからスタートしました。今日最初のレースで1位となったのは、スウェーデンのFock/Dackhammar、2位には今村亮/大嶋龍介が入りました。

 続くレースでは、市野直毅/長谷川孝がトップフィニッシュ、今日最後のレースは他艇種でも活躍する出道耕輔/中川大河が1位でした。

 大会4日目を終え総合トップに立ったのは、軽風コンディションを手堅くまとめた今村/大嶋です。「来月行われる愛媛国体を見据え、減量して全日本に挑みました。得意な軽風とはいえ、世界大会で活躍する選手と互角に戦えることに手応えを感じています」(今村)

 女子トップは今日の最終レースで3位に入り、順位を上げた宇田川真乃/関友里恵。総合8位とメダルレース圏内の活躍です。

 女子2位、総合13位はスペインのMas/Barcelo。「普段は男女別にレースをしています。男子と一緒のレースをするのは難しいですが、挑戦しがいもあります」(Silvia Mas)

 ロンドン五輪銀メダリスト、イギリスのPatience/Grubeは、決勝レースになって順位を32位に落としてしました。「470級に乗るのは1年ぶり。今大会出場の目的は、2020年の東京五輪会場をチェックすることです。大会前に1日練習しただけなので、結果はあまり気にしていません。それよりも今回は、日本滞在を大いに楽しんでいますよ」(Luke Patience)

 シルバーフリートは明海大学の楠瀬和旺/玉井瑛士、ブロンズフリートは京都産業大学の伊藤翔也/高仲みなみ、と大学生チームがリードしています。

 22日も決勝シリーズ3レースが行われる予定です。ゴールドフリートの上位10艇は最終日のメダルレースに進みます。


470全日本ハイライト映像

470級全日本選手権 7レース終了時の成績
1. 今村亮/大嶋龍介 19点
2. Carl-Fredrik Rock/Marcus Dackhammar 21点
3. 市野直毅/長谷川孝 26点
4. 土居一斗/木村直矢 27点
5. 磯崎哲也/高柳彬 28点
6. Mathew Belcher/Will Ryan(AUS) 28点

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470級全日本選手権 上位成績(7レース終了時)

◎バルクヘッドマガジン・全日本470フォトギャラリー
http://urx2.nu/FngT
◎全日本470選手権(成績速報、トラッキング等)
http://www.alljpn470.org/

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