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カウントダウン、世界一周ヴァンデ・グローブ。ビレッジの盛り上がりに驚いた!

 10月23日、バルクヘッドマガジン編集長は、フランス・レサーブルドロンヌへやってきました。ここは、世界一周レース「ヴァンデ・グローブ」の開催地で、アジアからはじめて白石康次郎選手が出場します。スタート直前に取材したスペシャル・インタビューは、後日掲載します。おたのしみに!(BHM編集部)

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レサーブルドロンヌのヴァンデ・グローブビレッジ。さん橋はファンで大渋滞。土曜日には5万人が来場したとか。入場無料です。photo by Junichi Hirai

 単独無寄港ヨットレースのヴァンデ・グローブは、数ある世界一周レースで最も過酷なヨットレースと呼ばれています。今年の出場は29艇で、ヴァンデ・グローブビレッジに全艇が集合し、11月6日のスタートの準備をしている真っ最中。スタート2週間前というのに、ビレッジには毎日多くのファンが訪れています。

 ヴァンデ・グローブをはじめて現地取材する編集長は、その規模の大きさにドギモを抜かれました。この雰囲気は、日本では考えられないことかもしれません。セーラーはスポーツ界のスターであり、ファンは世界一周に挑むセーラーとボートをひと目みようと大行列を作って見学しています。

 白石康次郎さんも同じく29人のスターのひとり。はじめて挑戦する日本選手ということもあり、また、ユニークで親しみやすい人柄もあり、特別な人気を集めています。さん橋を歩けばサイン攻め。町を歩いているだけで、子どもたちが手を振ってきます。

 ヴァンデ・グローブに出場するということは、フランスで特大の名誉であることを実感しました。こうしたセーリング文化をうらやましく思いながらも、白石さんの挑戦がフランスで認められていることを誇りに思います。

 さて、今回は、編集長がヴァンデ・グローブビレッジでみつけた、ちょっとした小ネタを紹介したいと思います。

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さん橋でファンに囲まれる白石さん。サインを集めるのは子どもたちの楽しみで、白石さんは人気の的です。その理由を本人に聞くと「おれ、かっこつけないからかなぁ」とあっけらかん。実は他のスター選手は結構クール(かっこつける)なんだとか。photo by Junichi Hirai

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さん橋が沈まないか不安になるほどの人たちが見学に訪れています。特に子どもが多く、この時期、フランスの小学校は長期休暇なんだそうです。photo by Junichi Hirai

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ビレッジのメイン展示場。場内にはヴァンデ・グローブの説明や選手の紹介が展示されています。世界一周艇が1艇まるごと展示されていたのには驚きました。photo by Junichi Hirai

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ヴァンデ・グローブ展示場は満員で歩くことも不便なほど。休日の遊園地のような混雑です。photo by Junichi Hirai

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白石選手の紹介パネルも展示されています。photo by Junichi Hirai

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場内にはヴァーチャル・セーリングのブースもあり。子どもたちに大人気でした。photo by Junichi Hirai

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歩いていたら、偶然、白石さんがフランスのテレビ番組に出演していました(ビレッジ内の特設スタジオ)。photo by Junichi Hirai

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こちらは別の展示場内。マイクを持つ2人はヴァンデ・グローブの歌を作ったようで、宣伝のため歌いまくっていました。photo by Junichi Hirai

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公式ウエアやバッグはもちろん、ヴァンデ・グローブの特別グッズもたくさん売っています。こちらはクッキー缶。photo by Junichi Hirai

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これはヴァンデ・グローブのオイルサーディンとサーモン、ツナ等。実はヴァンデ・グローブでは地域活性化の目的もあり、地元企業がヴァンデ・グローブの商品を作って販売しているのです。photo by Junichi Hirai

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ヴァンデ・グローブの歯ブラシ。photo by Junichi Hirai

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〈BANQUE POPULAIRE〉のアルメル選手と編集長。ビレッジを歩いていると編集長が写真を撮られたり、サインをお願いされたりすることが多々あり、どうやら白石さんと間違われてるようです。ちょっとだけ勘違いスター気分になりました。photo by Junichi Hirai

◎Vendee Globe
http://www.vendeeglobe.org/

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