Loading

大混戦トップスリー。日本はベストテン入りなるか!? 葉山モスワールド4日目

 5月28日、大詰めを迎えた「ヤンマー国際モス級世界選手権大会2016」4日目。週末の葉山港は、朝から大勢の人たちで賑わっていました。ヨットファンはもちろん、普段はヨットに馴染みのない人たちも、地元で開催されているセーリング競技の世界大会を一目見たいと集まってきたのです。主催者が用意した観覧艇はすでに予約席が一杯でしたが、当日席を求める人の長い行列ができました。(レポート/西朝子 モスワールド実行委員会)

トップのポール・グディソン。2位のラシュリーと2点差で最終日(3レース予定)へ挑みます。photo by Junichi Hirai

 この日、観覧艇で海に出たのは約150人。そのほか、約30艇のヨットやボートがレース海面を取り囲み観戦していました。

 しかし、今日は朝から風が弱く、選手たちは長い陸上待機を強いられました。風が少し吹いてきた午後1時過ぎ、選手たちはようやく出艇しましたが、レース海面の風は思ったより弱く、海上でもレースが始まるまで1時間以上待つことになりました。

 最初のレースがスタートしたのは午後3時35分。風待ちをしたおかげで6〜7ノット風が南南西風から安定して吹き、無事に3レースを行うことができました。

 今日、大きく順位を上げたのは、1-2-1位でフィニッシュした、現ヨーロッパチャンピオンのロバート・グリーンハウシュ(GBR)です。

 グリーンハウシュは、レース初日が絶好調でトップに立ちましたが、2日目に艇のトラブルで2レースをリタイヤ。成績を大きく下げてしまいました。それでも諦めずにレースを続け、トップと5点差の3位につけました(今大会は全15レースが予定され、10レース以上成立した場合、最も悪い成績を2つカットできます)。

 前半全をトップで折り返した北京五輪セーリング競技の金メダリスト、イギリスのポール・グディソンは、今日も堅実なレース運びでトップを守っています。1点差でグディソンを追うのが、イギリスの若手クリス・ラシュリーです。

 最終日を残し、イギリス勢がベストスリーを独占。4位にはオーストラリアのスコット・バベッジが付けています。

 日本勢は、地元の後藤浩紀が猛烈な追い上げを見せて12位に浮上。梶本恆平は11位まで順位を落としてしまいました。これまで開催された世界選手権の日本選手の成績は、1975年沖縄大会8位/佐々木選手、1984年浜名湖大会8位/大谷選手、1991年宮津大会13位/戸嶋選手、2001年銚子大会8位/加藤選手となっています。

「ようやく思い通りの成績が出せました。梶本選手の背中も見えてきたので、残り1日ベストをつくします」(後藤)

「今、スピードが出なかった原因を模索しているところです。明日が最終日なので、悔いが残らないようにしたいです」(梶本)

 梶本と後藤の点差は15点。日本人ライバル対決も手に汗握る接戦となっています。

 最終日の明日29日は3レースが予定されています。泣いても笑ってもあと1日。ワールドチャンピオンの栄冠は誰の手に渡るでしょうか?

◎YANMAR Moth World Championship 2016(大会公式、成績速報、トラッキング、写真集)
http://www.mothworlds.org/hayama/
◎Moth World FACEBOOK
https://www.facebook.com/mothworlds/

葉山港には朝から多くの人が訪れました。観覧艇、観戦艇の乗船も大人気で、乗船受付に行列ができていました。photo by Junichi Hirai
こ、これは痛そう。。。激しく沈すると選手が投げ出されるので、“落ちどころ”が悪いと大ケガにつながります。モス乗りは体中アザだらけ。photo by Junichi Hirai
ポール・グディソン艇の艤装。シートの色分けがきれいです。複雑に見えますが、どのモスも同じく複雑なシーティングをしています。photo by Junichi Hirai
本日1-2-1で絶好調のロバート・グリーンハウシュ。2日目のトラブルが悔やまれますが、現在3位まで浮上。さらに優勝圏内につけています。photo by Junichi Hirai
日本選手対決も激戦になっています。写真は11位の梶本恆平。photo by Junichi Hirai
本日(5-10-11位)浮上して12位まで上がった後藤浩紀。photo by Junichi Hirai
夕方6時過ぎに帰着した選手をホカホカの焼き鳥とビールで出迎えてくれた葉山っ子。photo by Junichi Hirai


世界選手権4日目ダイジェスト映像

2016モス級世界選手権 4日目成績

====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
海快晴
ポール・スチュアート
ジャストヨット運送
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
Velocitek
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ

CATEGORY:  DINGHYFOILINGINSHORENEWSSPECIAL

INFORMATION