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デュッセルドルフ・ボートショーでヨーロッピアンヨットオブザイヤー決定!

 1月23日から31日まで、世界最大級のボートショー「デュッセルドルフ国際ボートショー」が、ドイツ・デュッセルドルフで行われ、世界中から約27万7000人が会場を訪れました。この時期のデュッセルドルフは、なぜか日本より暖かく、用意したマフラーやグローブの必要なく、会場内は熱気に包まれて熱いくらいでした。(レポート・写真提供/桔梗敏行 ノアスポーツ)

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デュッセルドルフ国際ボートショーの北口ゲート

 会場は、横浜パシフィコと同等サイズのホールが17棟あり、すべてを見るには相当の時間と脚力が必要です。会場内では、マップやスマートフォンの案内で目的のブースをめぐります。その中で、セーリングヨットにだけ特化して見ると、展示スペースは2館と少しですが、用品やウエアも見ると大変で量になります。

 毎年ヨットファンが気になるのは、ヨットのアカデミー賞「2016ヨーロッピアンヨットオブザイヤー」の結果です。各メーカーはセールスに影響されるので結果が気になります。

 毎年ヨーロッパでは、80艇以上のニューデザインのヨットが発表されます。EUの11カ国(ノルウエー、スエーデン、イギリス、オランダ、フランス、デンマーク、オーストリア、スイス、イタリア、スペイン、ドイツ)の11セーリングマガジンのジャーナリストによって選考されます。

 ノミネートされた25艇のヨットは、各審査員によりフランスのラ・ロシェルとイタリアのサンタ・マリゲリータですべてのヨットを厳密にテストされます。

 「2016ヨーロッピアンヨットオブザイヤー」の結果が5つのカテゴリー別にこのボートショーで発表されました。今年は特にファミリークルーザー部門と、スペシャルクルーザー部門が大接戦で最後までもつれたそうです。

2016年ヨーロピアンヨットオブザイヤー
ファミリークルーザー部門
受賞『ハンゼ315』

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 日本でもよく見るハンゼシリーズの最小モデル、ニューモデルはコクピットとアフターキャビンのスペースがワイドになり、より魅力的な船体形状です。ヨーロッパでのヨットの小さい方の市場を見事に刺激して、もっとも成功したボートビルダーという評価でした。
その他のノミネート(ディフォー460、ジャヌー54、マクサス26、RM1070)

パフォーマンスクルーザー部門 
受賞『ソラリス50』

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 実にきれいにルックスを鍛え上げたエンジニアの高品質なトレンドを表現してます。イタリアのスタイルと南米デザインの融合です。セクシーで優雅な洗練されたソラリスは、素晴らしいセーリングを約束するでしょう。
その他のノミネート(ジャンゴ980、アイス52、イタリア9.98、J/1123e)

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ジャンゴ980

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アイス52

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イタリア9.98

ラグジャリーヨット部門
受賞『グランドソレイユ46LC』

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 イタリアデザインのセクシーな船体と、豪華な内装は居心地のいいインテリアに包まれ最高のセーリングを約束しています。地中海を快適にクルージングしている気分にさせます。メインシートを上部に置き、デッキが広くセーリングが安全に楽しめます。
その他のノミネート(アドベンチャー55、マキシ1200、オイスター475、サンビーム40.1)

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オイスター475

※他カテゴリー(マルチハルとスペシャルヨット)は省略します。マルチハル部門はDragonfly25 、スペシャルヨット部門はQuant23が受賞しました。
取材協力:メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン
写真:Boot messe


2016デュッセルドルフボートショーの様子

◎Boot Dusseldorf
http://www.boat-duesseldorf.com/

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