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全日本学生ヨット選手権初日。江の島に風吹かず、470級1レース実施

 11月5日、日本最大級のヨットレースイベント「第80回全日本学生ヨット選手権」がはじまりました。大会会場となる江の島ヨットハーバーは各校のバースが決まっていて、船と選手、サポーターで大混雑しています。出艇のタイミングも実行委員会にコントロールされ、水域ごとに時間差でスロープへ。出艇で混乱しないように配慮されています。(BHM編集部)

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防波堤の応援はインカレ名物。海へ出て行く選手にエールを送り、チームの勝利を祈ります。photo by Junichi Hirai

 朝の江の島沖は北東風が吹いていますが、天気予報によれば日中に気温が上がり、風は落ちてくる予報です。第1レースはスタート定時すぎに470級がスタート。続いてスナイプ級もスタートしますが、徐々に風が落ちていってしまいます。470級は第2上マークでコース短縮となり、スナイプ級はノーレースとなりました。

 昨年、全日本インカレではじめて「U旗」が採用され、今年も各水域のレースで採用されることになりました。今年の大きな変更点は、台形を模したトラペゾイドコースが採用されたことです。これまで全日本インカレ(団体戦)では、上・サイド・下の三角形コースが用いられてきました。

 これが、今年よりオリンピックと同じトラペゾイド(アウターコース、インナーコース)が採用されることになりました。アウター、インナーコースは、2クラスが重なることなくレースが進められ、待ち時間も少なく効率よくレースできるというメリットがあります。

 定番コースを変更したことは、伝統を重んじる学連にとって大きな進歩といえますが、470級とスナイプ級ではスピード差があるため、時にはコースが重なる可能性もあります。しかし、日本の最大派閥といえる学連が改革を選んだ、ということが重要であり、これからもインカレの歴史を尊重しながら、競技性を重要視したヨットレースの発展を期待しないわけにはいきません。

 470級のショートフィニッシュ後、風はなくなり、全艇がハーバーバック。13時30分まで陸上で待機しましたが、風が吹いてくる気配がないため、早めのAPA(本日のレースはなし)となりました。また、470級のフィニッシュ時の運営に対して、数校から抗議がだされ一部救済が認めらました。

 大会2日目は1日の最大数となる4レースを目標におこなわれる予定です。

◎全日本インカレ初日 470級上位成績
1. 早稲田大 12点
2. 日本大 28点
3. 関西学院大 35点
4. 同志社大 40点
5. 九州大 52点
6. 明治大 61点
7. 金沢大 68点
8. 慶応大 74点
9. 甲南大 83点
10. 日本経済大 90点
11. 福岡大 93点
12. 中央大 94点

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全日本インカレ初日470級成績

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選手たちは時間差で出艇していきます。全日本インカレは470級72艇、スナイプ級72艇、合計144艇出場しています。photo by Junichi Hirai

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江の島全日本インカレ初日は曇天から晴れ。風は弱く、470級だけ1レースおこなわれました。photo by Junichi Hirai

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今年から全日本インカレでトラペゾイドコースが採用されました。各水域レースで実施していたので選手たちに戸惑いは見られませんが、運営陣はコース設定に苦労しているという声も聞かれました。北海道水域のレースではスマホアプリを使った運営もおこなわれています(「トラペガイド」http://sadamo.mydns.jp/~sada/trapeguide_web/)。みなさん、ぜひ運営の参考にしてみてください。photo by Junichi Hirai

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江の島寄りのブローを取って1位フィニッシュした早稲田大の小泉/原。早稲田大470チームは3艇の得点を12点に抑える好発進を決めました。photo by Junichi Hirai


大会初日ダイジェスト映像。早稲田大、関学、九州大、明治大主将のインタビューあり。映像提供:レイラインメディア

第80回全日本学生ヨット選手権
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