大陸代表マッチレーサーがロシアで対決!ネーションズカップに日本挑戦
7月14〜20日まで、ロシアのウラジオストクでISAFセーリングワールドカップ・イベントの「ISAFネーションズカップ・グランドファイナル」が開催されます。この大会は、1991年から始まったISAFマッチレースイベントで、開催は2年に1度、参加資格も各大陸(アジア、オセアニア、ヨーロッパ、北アメリカ、アフリカ)を勝ち進んできたチームとディフェンディング枠(前回優勝国)にのみ出場権利が与えられる、非常にハイレベルな大会です。(文・写真提供/市川航平)
大会ウエブサイト
http://nationscup2015.ru
大会フェイスブック
https://www.facebook.com/nationscup2015.ru?fref=ts
ISAF Sailing News
http://www.sailing.org/news/40376.php
日本のヤングガン・マッチレーサーがアジア代表として戦います。応援しましょう!
日本チームのメンバーは、
スキッパー 市川航平(月光)
メイントリマー 三代川城次(リップル)
ヘッドセールトリマー 中山遼平(月光)
ピット&マスト 東野竜弥(月光)
バウ 加藤文弥(月光)
の5名で、艇はPlatu25を使用して行われます。
前回優勝のオーストラリア、デビッド・ギルモア(ピーター・ギルモアの長男)は、49er級のオリンピックキャンペーンで忙しく参加を辞退しましたが、代わりのディフェンディング枠として同じオーストラリアのEvan Walker(国内マッチレースチャンピオンに4度輝き、ロンドン五輪では銅メダルを獲得した母国の女子マッチレースのコーチも務めたプロセーラー)が招待されており、優勝候補の筆頭と目されています。
ネーションズカップ・グランドファイナルのグレードは、最高レベルのグレード1の大会になります。僕らは今年の4月にバーレーンで開催されたネーションズカップ・アジア予選となるグレード2イベントで優勝し、アジア大陸王者として本大会への参加資格を得ました。このグランドファイナルへは、2年前に坂本選手(シエスタ)が1度出場を果たしたのみで、日本人セーラーとしての記録はその時の4位が最高記録となっています。
日本代表として、そしてアジア大陸代表として参加する僕らは、これまでの日本人記録を塗り替えること、そしてこのセーリング一大イベントで大きな歴史を刻めるよう、ロシアの地でがんばってきたいと思います。応援よろしくお願いします!
ISAFネーションズカップ・グランドファイナル・エントリーリスト(男女)
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