梅雨の合間に晴天!沼津レーザークラス中部選手権レポート
7月に入ってから雨続き、さらに3つの台風の影響が懸念された「2015レーザークラス中部選手権」は、参加選手の日頃の心がけが良かったのか、はたまた巨大テルテル坊主の効果があったのか、11日、12日の両日とも晴天、中風のコンディションで実施されました。(レポート・写真提供/レーザー沼津フリート・小見山三知男)
静岡沼津で開催されたレーザークラス中部選手権。写真はスタンダードのダウンウインド
北は秋田フリート、西は芦屋フリートからスタンダード16名、ラジアル18名で2日間計7レースが行われました。午前中は静穏、昼前から240度くらいの風が入ってくるのが沼津の典型的なパターンです。今回はなぜかそれよりちょっと北寄りの300〜320度でほぼ安定していました。
この風向だとレースエリアの右側は陸の影響を受けるため不利な事が多く、そのためスタート後、ほとんどの選手は右半分を使うというレース展開でした。その中でスタンダードクラスは、元ナショナルチームの齋藤選手(秋田)と前ナショナルチームの谷口選手(和歌浦)の一騎打ちに。
その間に何とか割り込もうと奮闘する水野選手(清水)、その後をマスターズの面々が追うという構図に終始しましたが、優勝は谷口、一点差で2位齋藤、3位水野となりました。
ラジアルクラスはレディスの津フリート・河原選手、松永選手、清水フリート・水野選手、江の島フリートのユース・小屋選手対マスターズのおじさん達のバトル。結果は河原が公式戦初制覇を果たしました。2位に高校生の小屋、3位津フリート・笠見となり、おじさん達は悔しい思いをしたことでしょう。
沼津は水深が深く、今回はアンカーラインを200mに延長してマークを打ちました。そのため状況の変化に対応するのがなかなか難しいところです。今回も一番大変だったのはマークボートの面々です! 鬼のレース委員長の指示で何回アンカー上げをした事やら……お疲れさまでした。設備も整っていない沼津ですが、次の機会にはもっといいレースができるようがんばります。
また、 今回うれしいことに高校生が6名も参加してくれました。どんどん地方選手権にも参加して、トップ選手の走りと、おじさんたちのレーザースピリッツを学んでいってもらえるといいですね!
ラジアル優勝の河原選手(ラダートロフィーはスタンダード優勝の谷口選手とのジャンケンでゲット)
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