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IRCアグネス優勝!須磨シアトルカップ2014

 須磨ヨットクラブと姉妹クラブであるシアトルヨットクラブから寄贈された銀杯をかけたシリーズレース第24回「シアトルカップ」が、9月14日、15日、大阪湾須磨沖で行なわれました。レース当日は、明石海峡大橋を目の前に、友が島もはっきり見える澄みきった青空が広がりました。ロケーションは文句なし。(レポート/浜田紀雄 レース委員長、写真/山崎武敏)

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大阪湾秋恒例のシアトルカップ。今年も須磨沖で激戦が繰り広げられました。IRCクラスは2日間で4レースを実施しました。phtoo by T.Yamazaki

 本レースは初日にソーセージコースを3本、2日目は15マイルのディスタンスコース(大阪湾横断レース)が組み込まれ、バランスの良いレースとして関西のミドルボートセーラーには広く親しまれています。特に大阪湾横断レースは今年50回を迎える長寿レースです。

 さて、今回のシリーズ、初日は南東から南西までシフトする軽風域での戦いとなりました。連覇を狙う〈デッセ〉などX35クラスが4艇、〈ラパンブルー〉(A35)、〈翔洋Jr〉(M34)など35フィート艇団がフリートを引っ張るなか3レースが成立。1点差で5艇が続く大混戦模様となりました。

 特に船齢の古い小型艇〈オレンジフィン〉(ヤマハ31S)がポテンシャルを最大に引き出す走りを見せ、初日トップとなりました。以下、〈コンティニュー〉(X35)〈アグネス〉(ヤマハ33S)〈出雲〉(ヤマハ30S)〈エアーピーク〉(SEAM31)〈デッセ〉と続きます。

 2日目、東寄りの弱い風のなかをスタート。沖、岸のコース取りによって、各艇大きく水を開ける展開となりました。IRCクラスは途中無風となるも全レグを固く走り切った〈ラパンブルー〉がファーストホーム。〈アグネス〉、〈ルパン〉(Xp33)エアーピークと続きます。

 優勝は2日目の堅実な走りで混戦を制した〈アグネス〉です。アグネスのみなさん、おめでとうございます。

 同時スタートのクルーザークラスは大阪湾横断レース一本勝負、〈キーウエスト〉(Farr34)がIRCクラス上位に匹敵するスピードを見せ、見事クラストップでフィニッシュラインを切り優勝カップを手にました。このクラスは年々参加艇が多くなり、気軽に参加できると盛り上がりを見せています。

◎シアトルカップ・ホームページ
http://www.seattle-cup.org/

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IRCクラス優勝のアグネス。2日目のディスタンスレースで優勝を決めました。phtoo by T.Yamazaki

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IRCクラス成績

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クルーザークラス成績

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