７月に入り続々と国際大会が開催されています。毎年７月は世界的に大きなヨットレースがおこなわれる時期で、ユース最高峰の大会となるISAFユースワールドをはじめ、各クラスの欧州選手権など数多く開催されています。（BHM編集部）

　編集部は、日本選手が出場する大会を気をつけてチェックしているのですが、数が多く、抜けている大会があればお知らせください。世界で奮闘している日本人セーラーをみんなで応援しましょう！

　先週は、トルコでRS:X級ヨーロッパ選手権（富澤慎、須長由季、伊勢田愛）、韓国でOP級アジアセーリングチャンピオンシップ（神谷 仁、尾道佳論 、辻アンナ、抜井理紗 ）、イタリア・ユニバーシアード・大学マッチレース世界選手権（加藤、市川、中山、小池）が開催されました。日本選手は出場していませんが、イタリア・ガルダ湖でスター級世界選手権と18フッターヨーロッパ選手権も開催されています。

イギリスで開催されているドラゴン級エジンバラカップ。日本からは毎年欧州の大会に挑戦している〈YEVIS II〉が出場しています。photo by eventmedia

ナクラ17ヨーロッパ選手権
7月7〜12日、フランス・ラグランデモッテ
後藤浩紀、田畑和歌子

470ヨーロッパ選手権
7月8〜15日、ギリシア・アテネ
土居一斗、今村公彦、市野直毅、外薗潤平

49erヨーロッパ選手権
7月8〜13日、フィンランド・ヘルシンキ
牧野幸雄、高橋賢次

49erFXヨーロッパ選手権
7月8〜13日、フィンランド・ヘルシンキ
波多江慶、大熊典子

ドラゴン級エジンバラカップ
イギリス・ライミントン
青山篤、笹木哲也、伊藝徳雄

OP級北米選手権
7月9〜16日、メキシコ・ナヤリット
花田義弘、椎木秀映、村瀬也海、近藤海斗

OP級ヨーロッパ選手権
7月12〜14日、アイルランド・ダンレアリー
玉山 義規 、菅澤龍佑、内貴航路朗、抜井理紗

ISAFユースセーリングワールド
7月14〜18日、ポルトガル・タビラ
Yuka Kishi、Yuki Nishio、Ibuki Koizumi、Kotaro Matsuo、Issei Fujiki、Shinichiro Yano、Misaki Tanaka、Sena Takano、Ryota Yuri

　実は、大会名と場所、選手を調べるのは、意外と思うかもしれませんが大変なのです。大会の情報をまとめたものは日本に存在せず、残念ながら詳細情報は日本からではなく、海外から届く情報がほとんどです（OP級以外）。日本側から発信する情報の少なさは、10年前と変わりません。

ナクラ17で活動をはじめたばかりの後藤／田畑（チームアビーム）が二度目の遠征に出発。欧州選手権の後は２人でモスワールドへ出場します。日本代表ユニホーム（セール番号付）を着て当たって砕けろ！

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