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フランス・ラロシェルへ行ってきます

 暑い毎日が続いていますね。バルクヘッドマガジン編集部は、直射日光を浴びすぎてコゲコゲになってます。水遊びには最高ですが、労働者にはきびしい季節になりました。みなさん、お気をつけください。(BHM編集部)

 8月に突入し、世界中で盛りだくさんのセーリングイベントが開催されています。そのすべてを把握するのは不可能に近いのですが、いまやフェイスブックをはじめ、大会の広報体制が充実しているので、黙っていても山のように情報が集まってきます。これまでの情報の足りない時代は終わり、飽和状態の情報を吟味、選別するのが編集部の課題になりました。情報が全くないのは困るけれど、あったらあったでそれは大変。。。

 現在、日本選手が活躍している国際大会は、FJ級世界選手権(ドイツ・デュンマー)、テクノ293世界選手権(ポーランド・ソポト)、470級ジュニア世界選手権(フランス・ラロシェル)。来週は、470級世界選手権テーザー級世界選手権(アメリカ・カスケードロック)、ISAFネーションズカップ(デンマーク・ミゼルファート)などが開催されます。


フランスで開催されている470級世界選手権(現在はジュニアワールドをやっています)。今年は470級50周年記念として複数の470のイベントが開催されています。写真は昨年のバルセロナワールドより。思えば昨年のワールドはロンドン五輪日本代表を決める最終最後の戦いでした。今年のワールドと内容は大きく異なります。photo by Junichi Hirai

 さて、バルクヘッドマガジンは、明日3日よりフランス・ラロシェルで開催される「470級世界選手権」へ向かいます。大会は5日〜10日まで。日本から出場するのは、2016年リオ五輪、または2020年五輪を狙う精鋭選手です。このなかで、中村、清原、橋口、土居、岩下、石井は現役大学生。吉田愛(旧姓:近藤)と組む吉岡は、立命館大ヨット部を引退したばかりの新クルーです。

◎470ワールドエントリー・日本チーム
松永鉄也/吉田雄悟(スリーボンド)
澤村和慶/橋口修三(九州旅客鉄道/日本経済大)
中村陸宏/清原 遼(日本大)
土居一斗/今村公彦(アビームコンサルティング)
岩下哲也/石井祐典(日本経済大)
女子:吉田愛/吉岡美帆(ベネッセ)

 本大会は、それぞれ北京、ロンドン五輪の日本代表となったベテラン(松永/吉田)に若手チームがどこまで迫れるか、という興味もありますが、そう甘くはないでしょう。しかし、これほど日本の新旧が入り混じる470級世界選手権は、この10年見たことがありません。若手には、この大会をステップにして、世界のトップセーラーからひとつでも多くの「速く走るヒント」をつかみとって欲しいと思います。

 また、8月4日におこなわれる歴代のチャンピオン、五輪メダリストを集めたエキシビジョンレース「レジェンドトロフィー」に、1989年ワールドチャンピオンの堤智章/堤伸浩が出場予定とのこと。レジェンドトロフィーの出場表は次のとおりです。こちらは、ため息が出るほどすごいメンツです。


レジェンドトロフィーのエントリーリスト。日本でも歴代の470王者を集めたエキシビジョンイベントがあったらおもしろそうですね


江の島沖で全日本FJを撮影していたわたくし、バルクヘッドマガジンの平井編集長です。毎週末、いや平日も海に出ているのですが、先日ある選手に「ちょこちょこハーバーに来ないと、若者に顔を忘れられちゃいますよ」と言われてしまいました。そうかもしれないなあと思い、忘れられないよう登場です。フランス遠征中は、フェイスブックでおもしろネタ、ちょっとした小ネタ、速報を紹介しますので、本家バルクヘッドだけでなくアチラもお楽しみに。フランスから戻ったら、西宮ジャパンカップ、唐津インターハイ、葉山アジア選手権に行く予定です。…体力が続けば!

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