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琵琶湖全日本インカレ 展望と解説(総合)

『琵琶湖全日本インカレ 総合』
文/外道無量院・なまちゃん

なま
 あえて穴狙いで、早稲田の総合優勝に期待してみました。なぜなら、いま一番全日本インカレの勝ち方を知ってるチームだから。もしかしたらクラス優勝がなく総合優勝となるかも? 3連覇当時とは戦力は違うでしょうが、「チームレース」という観点からは同志社より上とみた。

 普通に考えるなら同志社を優勝候補筆頭に挙げるのが当然だが、総合もかなりの期間遠ざかっているし、その辺りが不安要素。

 関西学院も力はつけたが、総合優勝までたどりついてないのが気になります。前回の雑賀秀夫元ヘッドコーチのような優勝経験者が指導者だとまた違うと思うんですがね。

なまちゃんの総合予想
◎・・・・・・早稲田大
〇・・・・・・同志社大
▲・・・・・・関西学院大
△・・・・・・日本大
△・・・・・・慶應義塾大
△・・・・・・関西大

 どのチームにも言えることだが、まずは英語をつけないこと。特に、琵琶湖では『DNF』も警戒しなくてはならない。そこがポイントになると思われますよ?


全日本インカレは11月1〜4日まで琵琶湖・柳が崎ヨットハーバーで開催されます。photo by Junichi Hirai

外道
 以前からあったが、「スナイプを制すもの、総合を制す」という事が、日経大の470片クラス参入以降、益々その傾向を強めていないか? しかし、これを逆手に取れれば、470で優勝し、日経大を間に挟めればスナイプで負けても、という計算も立つ。

 結論は「同志社大と関西学院大の一騎打ち」。

外道無量院の総合予想
◎・・・・・同志社大
〇・・・・・関西学院大
▲・・・・・早稲田大
△・・・・・日本大
△・・・・・慶應義塾大
△・・・・・明治大
△・・・・・関西大
△・・・・・立命館大

 本命・同志社大、対抗・関西学院大とした。関西学院大が同志社大に逆転できる条件は、470での勝利。できれば日経大を同志社大との間に挟めれば言うことなしだ。ただし、強力なスナイプ陣に加え、力を付けた470陣も揃える同志社大が一歩リードと見た。

 しかし、同志社大に不安がないわけではない。現役選手が、誰一人として「インカレの優勝争い」を経験していないという事だ。初日から抜け出せば、「完全」までありえる圧勝劇もあるだろうし、逆に終盤まで接戦にもつれ込んだ場合には、地元開催がプレッシャーとなっての自滅もあり、と言うことだ。

 そういった事で、この2校に隙が生じた場合、まとめて負かせる存在としては早稲田大。どのシリーズでも言える事だが、特に琵琶湖では、「第1レースの入り方」をはじめとする「前半戦」が重要と考える。

 先手必勝。前半苦しんだ関東インカレでも、終って見ればスナイプ/総合の2冠を達成して地力があることを見せた。これを、第1レースから良い入り方をし、同志社や関西学院と互角か差が少なくに前半を終える事ができればチャンス到来か?

 しかし、関東でも470では慶應を最後まで捉え切れなかった点に、「3連覇時代」に比較すると、どうしても「チーム力」としての衰えが気にはなる。同志社、関西学院の2校に、前半戦からまともに走られたのではかなり分が悪いか?

 同様に、日本大、慶應義塾大の関東勢上位校も、同・関・早の各校に「英語」が飛び交うような荒れた展開になれば優勝争いにまで絡んでくるだろう。いかに波乱の琵琶湖開催とはいえ、この「5強」の中から総合の優勝校が出るのは間違いない。

 残る入賞の「6位争い」としては、明治大、関西大、立命館大あたりが有力だが、関東の新興勢力、明海大も絡んでくれればさらに面白くなりそうだ。

 以上、出場選手の健闘と幸運を祈る。

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