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メルジェス激戦!キーウエスト2日目

キーウエスト2日目。昨日まで夜になるとジャケットが必要でしたが、だんだんと暖かくなっています。しかし、上がる気温に反して風は落ちる傾向。本日は、軽風のなか3レースおこなわれました。軽風、波が悪くパンチングされ、ドライブのむずかしい海面です。大会5レースを終えて、上位グループが安定してきました。メルジェス32フリートでは〈Pisces〉、〈Samba Pa Ti〉が同点首位。日本チームの最高順位は〈スウィング〉が7位までアップしてきました。(BHM編集部)


7位に上昇した〈スウィング〉。「メルジェスのフリートは、後ろから追いぬくのは容易じゃありません。楽しませてもらっています」と鈴木啓介オーナー/ヘルムスマン。photo by JOY / International Melges 32 Class Association

昨日はミスを連発してしまった〈エスメラルダ〉も、見せ場を作りました。第2レースを弾丸スタートからトップ回航。その後、快調に足を伸ばし、第2上マークへトップで向かいますが、最終アプローチで2位の〈Pisces〉とポート、スターボードで接近。ポートで前を切った〈エスメラルダ〉ですが、〈Pisces〉のタクティシャン、エド・ベアードから、実にうまい演技(!)でプロテストを受けて、ペナルティを解消することに。それでも2位でフィニッシュできました。順位も13位までアップです。目標の半分まであと少し!


ロゴが目立つエスメラルダ。「われわれは捨てるものはありませんから。突撃するのみです」と植松オーナー/ヘルムスマン。チームのムードもいい感じです。photo by JOY / International Melges 32 Class Association

前半戦を終えて、チーム内のコミュニケーションもだいぶよくなってきました。ボートスピードも他艇に負けていないことも分かり、またスタートもぐっと前に出られています。しかし、大混雑したマーク回航時のポジショニングにトラブルが起きています。ペナルティ解消のターン、マークタッチのターン、上マークに入りきれずにジャイブしてアプローチ、他艇との接触などなど。これは、ワンデザインフリートのなかで戦い、修練するほかありません。

大会3日目は、微風から軽風の予報です。


キーウエスト大会2日目の動画ニュース。メルジェス特集です

◎Quantum Key West 2012 / Melges 32
1. USA Pisces 3-3-1-1-6 14.0p
2. USA Samba Pa Ti 1-1-5-3-4 14.0p
3. BER Hedgehog 4-2-8-4-7 25.0p
4. ITA Mascalzone Latino Vincenzo Onorato 2-4-2-11-9 28.0p
5. USA Heartbreaker 10-13-6-8-2 39.0p
6. USA Warpath 12-5-15-5-3 40.0p
7. JPN Swing 11-9-4-12-5 41.0p
13. JPN Esmeralda 16-19-9-2-18 64.0p
17. JPN SLED Takashi Okura 14-11-19-18-17 79.0p

◎Key West 2012
http://www.premiere-racing.com/

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