Loading

親子参加もあり!浜名湖三ヶ日テーザー級オータムレガッタ

 9月20日、静岡県立三ケ日青年の家でテーザー級公式レース「オータムレガッタ」が開催されました。全国は高気圧に覆われポカポカ陽気、シルバーウィークに最後の夏を楽しむかのような良いコンディションの下、21艇ものヨット好きが集まりました。(レポート・写真/日本テーザー協会)

15.09.23_02
テーザー級オータムレガッタに集まった21チーム集合!

 当日は、微風予想で開催が危ぶまれる中、10時頃から南風が入り始め、微風〜順風で予定の3レースを消化しました。第1レースは、安定して入り始めた南風2〜3m/sでスタート。左のシフトをつかんだ下村・竹内組(稲毛)がトップ回航。続いて佐藤・村岸組(江ノ島)、軽風を得意とする軽部・軽部組(稲毛)が後に続きます。

 この3チームを中心に激しいトップ争いが繰り広げられましたが、最終的にトップは、佐藤・村岸組(江ノ島)、2位に軽部・軽部組(稲毛)、3位に下村・竹内組(稲毛)が入りました。

 第2レースも同じように南風2〜3m/sの微風コンディション。風が弱く、シフトする難しいコンディションです。軽部・軽部組(稲毛)、下村・竹内組(稲毛)、ミッドサマー優勝の池田・須山組(稲毛)、関口・上松組(江ノ島)がレースを引っ張ります。

 しかし、2下のランニングで風がほぼなくなり南西に大きく振れることとなり、上位7〜8艇くらいが下マーク付近で団子状態に。この団子状態を、佐藤・村岸組(江ノ島)が抜け出し1位、2位に軽部・軽部組(稲毛)、3位に池田・須山組(稲毛)が入りました。

 第3レースは風があがり、4〜5m/sの南西寄りの風でスタート。体重によっては、クローズでメインを出し始めるコンディションです。このレースのトップは佐藤・村岸組(江ノ島)、2位に田中・田中組(稲毛)、3位に池田・須山組(稲毛)が入りました。

 総合は、1位佐藤・村岸組(江ノ島)、2位池田・須山組(稲毛)、3位下村・竹内組(稲毛)、4位軽部・軽部組(稲毛)、5位関口・上松組(江ノ島)となりました。

 今回のレースは4艇の親子ペアーが参戦しました。植田・植田組(芦屋)、宮下/宮下組(葉山)、長谷川・長谷川組(浜名湖)、蜂須賀・蜂須賀組(浜名湖)です。

 植田さんは長男との参戦に続き、今回は小学校6年生の次男との参戦でした。風が上がってからは苦労する場面もありましたが、息子さんがたくましくレースする姿は、レース全体を盛り上げてくれました。

 テーザークラスでは、ベテランから若手まで幅広い層のセーラーが純粋にセーリングを楽しんでいます。2017年には蒲郡で世界選手権が開催されることから、新チームが艇を入手して練習を始めています。

 日本テーザー協会(JTA)では「ウェルカムカンペーン」として、テーザーを始めるにあたっての艇の準備、練習環境などのご相談に乗っています。いつでも気軽に日本テーザー協会(JTA)までご相談ください。http://tasarjapan.org/

 次の公式レースは、10月10〜12日に江の島で開催される全日本選手権です。第30回の記念大会になります。みなさまの参加をお待ちしております!

15.09.23_01
2015テーザー級オータムレガッタ成績

======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
ジャストヨット運送
ポールスチュアート
日本レジャーチャンネル
リスクマネジメント・アルファ
ベイトリップ セーリング
ベストウインド
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
日本ORC協会
Velocitek
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ

CATEGORY:  DINGHYINSHORENEWS