50回を迎えますます盛り上がるジュニアセーリング!2018オプティミスト級全日本

  • 27
  • Nov

 11月22〜25日の4日間、「第50回全日本オプティミスト級セーリング選手権」が江の島ヨットハーバーで開催されました。(レポート/第50回全日本オプティミスト級セーリング選手権実行委員会)


大会期間中、山頂に雪の積もる美しい富士山があらわれました。photo by Junichi Hirai

 今年は日本オプティミストディンギー協会(JODA)の設立50周年に当たるのと同時に、50回目の全日本大会となり、レース最終日には高円宮妃久子殿下、デンマーク駐日大使ご夫妻を始め多くのご来賓がお越しになり、盛大かつ華々しく開催されました。

 オプティミストディンギー(Opti)は、ジュニアセーリングの入り口として世界中で普及しているクラスです。2016年リオ五輪参加選手のうち85%はOpti出身という事実は、このクラスがジュニアセーリングの入り口であることを表しています。

 1964年の東京五輪開催後デンマーク王室より江の島ヨットクラブに寄贈された6艇のOptiから日本のジュニアセーリングの歴史が始まりました。本大会では、今なお日本最大のセーリングジュニアクラブとして存在する江の島ヨットクラブジュニアが、50回記念大会のホストクラブとして運営しました。

 全国の大会での上位者及び地区予選の上位者、そして日本全国のOptiクラブからの推薦者140名と、今回はオープン参加として海外選手3名を含む143名が出場しました。

 大会前日は143艇すべての艇体(ハル)スパー、セールの計測を1日がかりで行い、夕方から開会式及びレセプションが執り行われ、選手143名とその父兄、指導者を含め300名以上のパーティが盛大に開催されました。

 JODAのスポンサーであるフォーシーズ社よりピザを中心として50周年記念大会に相応しい豪華料理が準備され、参加者全員がお腹も笑顔も一杯になりました。


江の島ヨットハーバー2階でレース後にパーティ&デイリープライズ。選手全員が表彰されました。photo by Junichi Hirai


オプティミスト級は世界に普及するジュニアヨットです。オリンピック選手の多くはOpti出身者。今年、江の島にやってきた海外選手も寄せ書きで応援してくれました。photo by Junichi Hirai


岸寄りの海面でおこなわれた全日本。風の振れをつかむことが重要ポイントでした。セールナンバー3381は初日トップの黒田選手。photo by Junichi Hirai

 大会期間中は11月の江の島らしく0度15ノット程度の北風から徐々に右に回り、レースは12ノット前後30度を軸に行われました。

 3日間通じて天気が良く、昼に向けて徐々に気温が高まり、東に回る傾向でした。3日間通じて同じようなコンディションであり、微軽風のシリーズとなりましたが、最終年となる中学3年生の選手の成績が崩れず、素晴らしい走り見せてくれました。

 レース初日に安定した走り(1-2-2)でトップに立ったのは黒田研一郎選手(中3/江の島)。2018年ワールド出場の日本代表であり、クレバーな走りで風の振れをうまく掴み堅実に走らせました。

 今大会では毎日のレースの最後に「デイリープライズ」が行われ様々な部門で表彰が行われました。参加したすべての選手に賞が与えられ遠くから1人で参加した選手にも素敵な賞が送られました。


江の島ヨットハーバーからレース海面へ向かうOptiセーラー。photo by Junichi Hirai

 大会2日目も同じようなコンディションで少し風が弱まり、10ノットには届かない状況。そんな中で大きく崩さずに走らせた前田月里選手(中2/広島)が総合得点で27ポイントとするものの、池田海人選手(中3/江の島)が最終レースは22と崩すもののカットレースが生じてトップに浮上します。

 最終日は大会中最も弱い風で6ノット前後。朝から残る30度方向の風でどうにか1レースできたものの、もう1レースの実施を目指し長い待機状態。昼過ぎから吹き始めた南風でかろうじて1レースを成立させ2レースを実施。

 最終日4-1とまとめた鷲尾青(中3/江の島)が、結果として8レース中4レースのトップフィニッシュを飾り第50回目の優勝者と決定しました。

 風は微風から中風からまで。シフトのある難しいコンディションでおこなわれた本大会。来年のオプティミスト級全日本選手権は11月鹿児島で開催されます。


風待ち中はコーチボートのまわりに集まってのんびり。レースの緊張感もほぐれて、子どもたちは遊びだします。photo by Junichi Hirai


全日本は中学3年生とって卒業レース。写真は優勝した鷲尾選手(右から2番目)と江の島ヨットクラブジュニアの仲間たち。優勝と卒業を祝福し合いました。photo by Junichi Hirai


50回大会を機に新調されたトロフィー。上から見るとオプティミスト級のロゴマークです。photo by Junichi Hirai

◎バルクヘッドマガジン・フォトギャラリー
11月23日 大会初日写真
11月24日 大会2日目写真
11月25日 大会3日目写真
◎第50回全日本オプティミスト級セーリング選手権   
https://sites.google.com/site/2018alljapanoptimist/home


2018年全日本オプティミスト級セーリング選手権 最終成績

====================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
ベストウインド
ジャストヨット運送
ファーストマリーン
日本レジャーチャンネル
ベイトリップ セーリング
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
リビエラリゾート
コスモマリン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ