Loading

14艇が激戦!相模湾J/24フリートレース

 8月24日、相模湾で「第6回関東フリートレース」が開催されました。レース活動を休止していた東京大ヨット部〈仰秀〉が活動再開。合計14艇でのレースとなりました。全体的に風の振れと潮が強い、海面運営泣かせのコンディションとなり、各艇のコースの選択が順位に大きく影響を与えるレースでした。(文・写真/日本J/24クラス協会関東フリート広報)

14.08.27_10
真夏の相模湾で開催されたj/24関東フリートレース。年間シリーズ成績も気になるところです

 レース当日は西寄りの風の予報。朝から短い周期で振れる海面のなかで第1レースがスタートしました。1上までに大きく右に振れ、振れをつかんだ〈祖国丸〉と〈テンプス〉が大きくリードします。その後そのまま右振れは続き、スタボロングのコース。リードを守った〈祖国丸〉がそのままトップフィニッシュしました。

 その後も風はなかなか安定せず、1時間少々の風待ちのあと午前と同じ設定200度で第2レーススタート。若干左艇団が伸びますが、1上まではあまり差が出ずマーク際では混戦となりました。徐々に風が落ちるも潮の流れが強い、難しいコンディションを制したのは軽風を得意とする〈ピンクキッス〉です。

 風が左に振れる中、第3レースはアウター有利でスタート。
ピンエンドスタート、そのまま左展開の〈祖国丸〉は1上をトップで回航。しかしその後、2上でスターボードアプローチ艇が伸び、〈ジェリーフィッシュ〉がトップに躍り出ます。

 最後のフリーでは振れに合わせてジャイブを打った〈月光〉がぐんぐんと追い上げ、2上4位からなんと3艇を抜きトップフィニッシュを飾ります。

 とにかく順位の変動が激しく、終始読みにくい海面だったように思えます。レース中特に印象的だったのはフリーでのコース取りでした。軽風で潮の強い走らせにくい海面で、艇団が左右に大きく広がる中でも冷静に振れを読んでコースを引けるかどうかがカギとなったように思えます。

 優勝は〈月光〉、2位は〈祖国丸〉、3位は〈ピンクキッス〉でした。次回のフリートレースは10月12日です。皆様のご参加をお待ちしております。

14.08.29_30
第6回関東フリートレース成績

======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
BayTrip Sailing
ポール・スチュアート
ベストウインド
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
入船鋼材
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
Velocitek
銚子マリーナ
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ハーケンジャパン
ファクトリーゼロ

CATEGORY:  INSHORENEWS