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開幕!ブラインドセーリング世界選手権初日

5月26日、神奈川県三浦市のリビエラシーボニアマリーナで開会した「2013IFDSブラインドセーリング世界選手権」は、全4レースが実施され、B1クラスは日本Aの〈makamaka〉(ブラインドヘルム:川添由紀)、B2ではイギリスチーム、B3クラスではニュージーランドチームが1日目のトップに立ちました。(文・2013IFDSブランドセーリング世界選手権・実行委員会)


大会初日の相模湾は夏晴れ。後半はシーブリーズがしっかり入る絶好のコンディションで4レースおこなわれました。photo by Junichi Hirai

レースは着順がそのままポイントになり、その合計が最終順位になります。大会は主催者が用意した全長約7.4mのセーリングクルーザー、J/24を用いて、6月1日(土)まで行われます。

午前9時30分、初夏の陽気に恵まれ、19チームは続々とシーボニアマリーナを出航。コースは、風上と風下に設置された2つのブイを2周する約30分のコース。各国の代表チームの初の手合わせとなる第1レースは、10時46分にB1クラスからB2、B3の順で5分ごとにスタートしました。

気温が上がるにしたがって南寄りの海風が強まるなか、日ごろの練習の成果を発揮するべく、各艇は快走を続けます。午後からは風速が8m/sまでに上がり、体力、体重に優る外国人チームがヨットのバランスをうまく保ってのぼり角度、スピードともに伸ばしていきます。

海外チームの追い上げの中、B1の日本代表の〈makamaka〉はスタートから集中した安定したセーリングを保ち、潮流や風のシフトを熟知した地元での開催という地の利も生かして、4レースを1-1-2-5位でまとめ、初日を見事トップで終えました。

5月27日は、10時30分に第5レースを皮切りに3レース以上を予定、さらなる接戦が予想されます。


B1(全盲)クラス初日トップに立ったmakamaka(マカマカ)チーム。photo by Junichi Hirai


大会初日ダイジェスト映像


ブラインドワールド大会初日成績

◎2013IFDSブランドセーリング世界選手権
http://2013blindworldsyc.com/

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