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激しいブローで2レース実施! 予選シリーズ終了、全日本スナイプ3日目

 8月23日、福岡で開催されている「全日本スナイプ選手権」3日目。レース海面は朝から南風のアベレージ20ノットオーバーの強風が吹き、ガストで23ノットを超えることもあります。(レポート・写真提供/陰山雅大)


陸上待機もヨットレースの醍醐味の1つ。D旗掲揚後、選手たちは期待を胸に出艇していきました。Photo by Masahiro Kageyama

 スナイプのクラスルールで、23ノットを超える風速でレースを実施出来ないため、出艇を14時まで見合わせました。徐々に風速が落ちてきてアベレージ15ノットになったところでD旗掲揚がされました。

 イエロー・レッド両フリート海面でブローの降り方が違い、シフティーでありガストの強弱が感じられる風のなか、2レースおこなわれました。レースは17時30分ごろまで行われました。この時間までレース出来るのは、日没の遅い福岡ならではの特徴です。


予選シリーズ総合首位で終えた白石潤一郎/上田真聖(NORTH SAILS JAPAN)。2人は福岡大学の出身であり博多の風は攻略済みのよう。Photo by Masahiro Kageyama


総合2位の脇永達也/小野山裕也(Wakinaga Racing)。今日の安定した順位とカットレース適応により2位に浮上。Photo by Masahiro Kageyama


総合3位は吉岡岳史/近藤大輝(六広会TE) 。福岡大ヘッドコーチと現役のコンビです。Photo by Masahiro Kageyama


上位艇はテクニカル委員会による抜き打ちチェックの一面も多く見られました。Photo by Masahiro Kageyama


今年よりスナイプ協会の会長に就任された渡部洋介会長。会長自らレースに参戦し、スナイプの魅力を改めて感じさせてくれます。Photo by Masahiro Kageyama

 本日をもって予選シリーズが終了し、総合39より上位がゴールドフリート、40位以降がシルバーフリートとして決勝シリーズを迎えます。レース数は5レースを予定。予選シリーズの各艇の得点はそのまま決勝シリーズへと引き継がれる得点形式となっています。

 明日25日からはじまる決勝シリーズは、賑やかで見応えのあるシリーズとなるでしょう。


2018スナイプ全日本3日目成績

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