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渡辺・小澤優勝!和歌山ワールドメモリアル

 11月24日、和歌山セーリングセンターにて「テーザーワールドメモリアルレガッタ」が開催され、歴戦の強者が集い、熱い戦いが繰り広げられました。(文・写真/日本テーザー協会)


2009年和歌山世界選手権を記念して継続開催されているテーザーワールドメモリアルレガッタ。写真は出場選手一同

 第1レース。渡辺・小澤艇がスタート直後から飛び出し、強風下でも艇はフラットで安定し、素晴らしいスピードを維持し、そのままフィニッシュ。風の振れが大きく、2位以下は各マークごとに順位の変動がありましたが、2位山村・吉田艇、3位植田・抜井艇となりました。2レース目からは、若干長めのコース設定に変更され、やはり各艇を風の振れ・強弱が襲います。フィニッシュでは快走した植田・抜井艇がトップ。2位は渡辺・小澤艇、3位関口・有木艇でした。

 第3レースは、この日2度目のトップ渡辺・小澤艇です。スピードに加え、ベテラン小澤選手のコース取りもさえています。2位は石川・泉艇、3位山村・吉田艇と続きました。

 みなトラブルもなく、予定以上に順調にレースが消化され過ぎたためでしょうか? なんと、レース委員長より海上で『帆走指示書の変更。もう1本、レース追加』という、ありがたーい宣言いただき、選手達の顔には喜び!(ひきつり?)の表情が…。

 そのショートコースでおこなわれた最終レースは、全艇が少しでもいいスタートを狙おうとする気迫からか、ゼネラルリコールでスタートやり直し。再スタートは横一線でスタート。上マークまでの間は一進一退の攻防が続きます。さらには途中、風の強弱もいたずらし、ラルで止まる艇あり、ブローで快調に走る艇あり、最後まで気が抜けません。最終マークまでデッドヒートが続き…。結果トップフィニッシュは山村・吉田艇。2位に植田・抜井艇、3位関口・有木艇となり、熱い戦いも終止符が打たれました。

 激戦の末、このレガッタの優勝を射止めたのは、4レース中2回のトップフィニッシュを飾り、テーザーレガッタ初優勝となった芦屋フリートの渡辺・小澤組! 苦節○年?、おめでとうございます! 2位は稲毛フリートの山村・吉田組、3位は芦屋フリートの植田・抜井組がそれぞれ入賞しました。また年齢別では、グランドマスター(GM)クラス優勝は渡辺・小澤組、マスター(M)クラス優勝は植田・抜井組となりました。

 今年最後の公式レースとなった本大会でしたが、来年の稲毛ミッドウィンターでの再会を誓い合って、大会は無事終了となりました。最後になりましたが、運営をしてくださいました和歌山県連のみなさま、ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。


優勝の渡辺・小澤組


テーザーワールドメモリアルレガッタ成績表

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