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沖縄東海レース、早い展開で鹿児島へ

 29日にスタートした沖縄〜東海ヨットレース。30日午前6時現在、艇団は奄美大島東の喜界島を北東へ向けて進んでいます。雨まじりのなか南〜南東風が吹いていているようです。トップを走る〈Bengal〉は予想通り艇団から抜けだして独走体制に。〈Bengal〉は蒲郡まで489マイルです。(BHM編集部)


大型艇のメリットを生かしてリードした〈Bengal〉。しかし、後続艇団も健闘しています。photo by Junichi Hirai

 イエローブリックの中継によれば、他艇は喜界島周辺で団子状態です。ここまで相当早い展開でレースが進んでいるといえるでしょう。鹿児島県に入った参加艇は、この後、種子島の東方から本州へアプローチする予定です。ここまでの航跡を見ると、前線を意識した戦略のため、各艇とも非常に似たコースを選んでいます。


30日午前6時30分の航跡とポジション


29日の午後4時30分頃、〈弥勒〉が伊江島の南方で座礁のためレースをリタイアしました。乗員に怪我なく、無事であることが報告されています。photo by Junichi Hirai


さらに30日午前5時30分頃、〈1122TREKKEE〉がマストトラブルのためにリタイアしました。クルーに怪我はありません。奄美大島・古仁屋港に入港したとのことです。photo by Junichi Hirai

◎沖縄〜東海ヨットレース2012
http://okinawa.toscrace.jp/

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