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東京五輪を目標に68艇エントリー。第1回関東470協会フリートレース

 5月14、15日、江の島で「第1回関東470協会フリートレース」が開催されました。レース初日は、朝から気持ち良い五月晴れで、風も12ノット前後の程よい風が入る中で始まりました。スキッパーズミーティングの後、68艇エントリーのうち、63艇が出艇。参加選手の顔ぶれとしては、代変わりした学連と医学部の学生が中心ですが、次のオリンピックを狙う社会人チームが6チームエントリーして、一緒に走る学生選手には勉強になるレースとなりました。(レポート・写真提供/関東470協会)

2016年度初開催となった関東470フリートレース。週末は絶好のレースコンディションで合計8レースおこなわれました

 1レース目は風向60度13ノットの風で、予定通り10時45分にスタート。B1海面でコース設定されたこともあり、上マークが岸に近く、最大24ノットから岸に近づくと8ノットまで落ちるというガスティーなコンディションで、順位が大きく変動。また、ブローで沈艇が相次ぎ、リタイアする艇も多く見られました。

 2レース目は風が落ちて8〜9ノット、3レース目は16ノット、4レース目は16ノットと、東よりの風にも関わらず安定して吹き、15時にはレースが終了しました。

 レース2日目は、朝から東よりの風が安定して入り定刻でレースがスタートしました。11〜13ノットの東風、風軸70〜90度、鎌倉・稲村ケ崎沖で4レース実施。この風向は陸風になり、地形の影響を大きく受けるため、コース選択が難しくなります。

 1マークの位置が逗子沖になるので稲村ケ崎の左海面、七里ガ浜高校方面から下りてくるブローと、逗子湾から来るブローのどちらが早く掴むことができるか、コース選択が重要です。

 東京オリンピックを視野に入れて活動しているチームもコースの選択を間違えるとフリートの後方で1マークを回っていきます。ししかし、レグ毎に着実に順位を上げフィニッシュまで追い上げてくるのは流石でした。

 第2回フリートレースは6月25日、26日。たくさんのエントリーをお待ちしています。

◎関東470協会第1回フリートレース 上位成績
1. 中村/清原 HIKオフィス
2. 神木/疋田 Rev‘s YAMAHA Sailing Team
3. 岡田/深田 早稲田大学ヨット部
4. 高山/長谷川 Rev‘s YAMAHA Sailing Team/日本大学ヨット部
5. 近藤/田中 ガルフネット
6. 小泉/成川 トヨタ自動車東日本/三井住友海上

関東470協会第1回フリートレース成績表

◎関東470協会
http://www.kanto470.org/

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