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東京五輪を目指す470セーラーが集結。予選終了、西宮470全日本選手権

 11月21日、バルクヘッドマガジン編集部は福岡から西宮へ。新西宮ヨットハーバーで「470級全日本選手権」が開催されています。19日にはじまった全日本は、初日、2日目ともに風弱くレースキャンセル、2日間で1レースも成立できていません。大会3日目が実質レース初日となり、10ノット前後の北東風で4レースおこなわれました。(BHM編集部)

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前日までにレースがおこなわれなかったためにスタート時刻を早めておこなわれた大会3日目。北東の風で4レースおこなわれました。photo by Junichi Hirai

2016西宮470級全日本選手権 3日目(4レース実施)成績
1. 土居一斗/今村公彦 3p
2. 磯崎哲也/高柳 彬 3p
3. 神木 聖/疋田大晟 5p
4. 今村 亮/外薗潤平 7p
5. 高山大智/木村直矢 8p
6. 市野直毅/長谷川 孝 8p
7. 出道耕輔/中川大河 9p
8. 河合龍太郎/小川晋平 11p
9. 楠瀬和旺/玉井瑛士 16p
10. 小泉颯作/野田友哉 16p

 出場するのは東京五輪を目指す選手、大学生が中心です。リオ五輪が終わり東京五輪へのムードが高まる中、470級も他クラスと同様に選手の活動が本格化しています。大会3日目は、2グループにわかれて予選がおこなわれました。

 リオ五輪代表の土居一斗/今村公彦は、中風コンディションで圧倒定期な力を発揮しました。スタート時、混戦のなかからもボートスピードのアドバンテージでグングンと頭を出し、フリーになるとターボがかかったようなスピードアップを見せて後続艇を突き放します。4レースとも後続を1レグ近く離す横綱相撲。さらに前にスタートしたグループを追い抜く場面もあり、オリンピアンの力を見せつけました。

 一方のグループでは、僅差の戦いのなかから磯崎哲也/高柳 彬が抜け出して、1-1-1-(2) 位と絶好調の成績。磯崎/高柳は、10月におこなわれたナショナルチーム選考(江の島オリンピックウィーク)で2位となり、すでに2017年のナショナルチーム入が確定しています。

 4レース終わって予選が終了しました。明日22日は上位・下位グループに分かれる決勝、23日は上位10艇によるメダルレースが予定されています。

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初日首位の土居/今村。リオ五輪後、本格的な練習をしていませんが、圧倒的なパワーセーリングを披露しました。photo by Junichi Hirai

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同点首位の磯崎/高柳。日本経済大卒業後の磯崎は福岡を拠点に活動。高柳は現役日経大生で今年のジュニアワールド銅メダリストです。photo by Junichi Hirai

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レース運営の視察を目的にリオ五輪レース委員長をつとめたニノ・シミュエリさん(国際470協会副会長)も参加しています。photo by Junichi Hirai

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予選は4レースで終了。22日は決勝(2レース以上で成立)、23日最終日はメダルレースがおこなわれる予定です。photo by Junichi Hirai

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2016西宮全日本470選手権 大会3日目成績

◎全日本470選手権(成績速報、トラッキング等)
http://www.alljpn470.org/

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