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日々進化する、ユースジャパン

1月9日、オーストラリアユース選手権3日目。今朝のコーチブリーフィングで、本日のレース数を2レースにすると通達がありました。今日は昨日よりも風速が上がり7〜9mのコンディション。2レースということもあり、コースの距離が長くなり、選手たちにはタフな1日となりました。強風に耐える体力保持が課題ですが、その中、4.7級の樋口が本人2度目のシングルを取りました。(レポート・写真/藤谷 匠・帯同コーチ)


毎日1番に出艇します

大会は明日が最終日、残り2レースです。向上心旺盛な頼もしい彼らの頑張りに期待します。また、今日はラジアル級にGPSをつけてレースを行い、大会ホームページでレーストラックが閲覧できるようになりました。

◎重 由美子コーチのコメント
「前日強風の中でレースしたにもかかわらず、皆しっかりとクールダウンをし、しっかりと食べ、積極的に睡眠をとり、今日も全員が並んでトップ出艇でレース前にしっかりと帆走チェックすることができました。
特に伸び盛りの4.7チームは、走れば走るほど進歩するのが目に見えてきました。ラジアルチームも帆走の乱れをチェックでき、本人達が速くしようという高い意識もあり、悪い箇所を修正し昨日よりも改善が図られ、昨日よりも風が上がったにもかかわらず成績はアップしました。
ただし、今日は、2レースだったこともあり、距離が長くなり、体力不足から2上でスピードを落とし、コースミスをすることも多くなり、順位を落とすケースが出てきました。体力測定で高校生を抑えて1位になった4.7級の樋口は、これには当てはまらず、2上でも順位を上げてきます。課題はフリーですが、ハーバーに入ってくるまでフリーを練習し続ける本人の熱心さと旺盛な研究心により日々上達しています。
毎日、選手全員がスクラム組んで進歩しているので、最終日のレースが楽しみになります」


レース終了後レースの振り返りをしながらリラックスする平川と村山


毎日自炊で頑張っています。自分たちでつくると更においしい!

◎大会3日目成績
レーザーラジアル級 (全44艇:男子35艇、女子9艇)
18位 川村 岳 19-7-8-21-20-19-(30)-17 111p
23位 平川竜也 18-9-18-25-(26)-21-19-19 129p
31位 村山仁美 23‐45(BFD)-6-37-36-34-32-33 201p ※女子6位

レーザー4.7級 (全44艇:男子32艇、女子12艇)
10位 樋口 碧 (32)-6-10-15-11-17-5-11 75p
19位 遠藤紅葉 20-24-9-19-27-15-11-(40) 125p ※女子6位

◎選手のコメント
村山仁美(ラジアル) 「良いスタートができているのですが、その後の帆走で体重の軽い私にはトップ選手に比べるとどうしても走り負けてしまいます。でも、最後まであきらめずハイクアウトをがんばり、昨日よりも順位を上げることができました。明日も強風予想なので、自分のできることをすべて出し切り、今日より上を目指します」
遠藤紅葉(4.7)「スタートはめちゃめちゃ良いです! ですが、ハイクアウトが続かず順位を落としてしまいます。体力不足を痛感しました。フリーでは順位を上げることが出来ているので、1マークまでの順位をシングルで回れるようにハイクアウトをがんばります。また、つまらないミスをしているのでミスをしないようにします」

◎Australian Youth Championships
http://www.youthchamps.org.au/

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