Loading

感謝!2015バルクヘッドカレンダー終盤です

 2015年バルクヘッドマガジン・カレンダーも大詰め。残り部数もわずかとなりました。例年以上に好調なので増刷も考えてみましたが、スケジュールの都合上むずかしく断念しました。来年はもう少し頭を使って良い方法を考えますね。ご希望される方は、お早めに申し込みください。(BHM編集部)

 さて、今回カレンダーに採用した写真を紹介します。今年もいろんな場所へ取材に行きました。印象に残っているのは取材内容だけではなく、実は個人的なトラブルで、バルクヘッドマガジン編集長はよく物をなくすし、壊すし、道も間違えるのです。ただいま取材で和歌山に来ているのですが、葉山からここに来るまでに湘南界隈で1時間、大阪に入って30分、和歌山のホテルにたどり着くのに30分も迷ってしまいました。何度も何度も通った道なのに…。

 前回のカレンダー記事では、6月、7月を掲載したので、そのほかの月をまとめて紹介します。

※カレンダーの発送は来週(15日過ぎ)を予定しています。もうしばらくお待ちください。

14.12.10_01
1月 江の島・インターハイ
夏のインターハイで吹いた風は今年1番だったかもしれません。相模湾特有の南西強風で、うねりもあり、陸上で「高校生は走れないんじゃないの?」とプロセーラーと話していたほどですが、なんのなんの。選手たちは何度も沈しては起き上がり走り切りました。目を閉じれば、はっきりとあの熱い光景が思い出されます。

14.12.10_02
2月 蒲郡・全日本学生ヨット個人選手権
毎年9月の一週目に開催される蒲郡インカレ個人戦。チームの都合で秋の全日本インカレ(団体戦)に出場できない学校もありますが、それと選手個々の実力は別。個人戦には全国から真の実力選手が出場するので興味深く取材しています。写真は出艇シーンの空撮。今年夢中になった空撮ヘリはただいま故障中です。

14.12.10_03
3月 サンタンデール・ISAFセーリングワールド
国内にはまだ1艇しか存在していないナクラ17です。リオ五輪、東京五輪の採用が決定しているこのクラスは、激しくスリリングな艇種です。強風時、上マーク回航するクルーは鬼の形相で、恐怖感が直接伝わってくるほどです。「パワーがありすぎて、バウダウンできなーい!」というアレです。

14.12.10_04
4月 相模湾・関東ミドルボート選手権
毎年、GWに開催される関東ミドル。今年は2日目だけ撮影する機会があり、運良く最高の風が吹いてくれました。写真中央は艇団を従えて走る〈GAIA〉(SYDNEY36)です。国内で数々のタイトルを獲得したSYDNEY36は名艇といえるのではないでしょうか。来年新展開が噂されるGAIAチームの活動も楽しみです。

14.12.10_05
5月 サンタンデール・ISAFセーリングワールド
写真は五輪の女子シングルハンド種目・レーザーラジアル級です。思えば、ヨーロッパ級から種目変更され、北京、ロンドンを経て世界の中心的な女子種目となりました。トップ選手のアスリート度は極めて高く、まさに肉体派女子の集団。ロンドン以降も継続している選手が多いという特長があります。

14.12.10_06
8月 江の島・470級全日本選手権
大会とは関係ありませんが、よく見ると新・旧の江の島ヨットハーバーがあります。解体作業がはじまっている三角屋根の旧ハーバーを見るのは、最後かもしれません。読者のみなさんも思い出がたくさんあることでしょう。撮影場所は七里ヶ浜の裏道。江の島から葉山への帰りによく通る道です。

14.12.10_07
9月 唐津・レーザー4.7級世界選手権
レーザー4.7級は、成長著しいジュニアからユースへ変わる年代に乗られるクラス。この大会に高校生を中心した世界のユースセーラーが佐賀県唐津に集まりました。ちなみに4.7ワールドではスタート1発目からU旗が掲揚されます。インカレでも採用したらどうでしょうか? あと3本ぐらい余計にレースできますよ、きっと。

14.12.10_08
10月 福岡・全日本学生ヨット選手権
大学ヨットの集大成といえる全日本インカレ。今年の福岡大会は過去にない例が1つありました。それは毎朝のブリーフィング。レース委員会が選手の意見をできる限り尊重していたのが印象的でした。写真はスナイプ級のリーチングレグです。この写真を選んだ時、編集長の奥さんに「クルーの右腕の上げ方が好きなんだ」と言ったらポカンとされました。

14.12.10_09
11月 宜野湾・沖縄東海ヨットレース
今年で3回目となる沖縄東海ヨットレースは現在国内で開催される最長のロングレース。ロングレースはセーラーのあこがれです。写真はオーストラリアからこの大会に参戦した〈ラガマフィン90〉です。ラガマフィンチームは新艇を作って12月26日スタートのシドニーホバートヨットレースに出場します。

14.12.10_10
12月 石川県七尾湾・スナイプ全日本選手権
思えば、この虹を撮影するために5日間取材していたのかもしれません。大会が不成立になってしまいましたから。「とにかく冷たかった」が七尾湾の印象でした。スナイプは編集長が大好きな艇種のひとつです。まさか1931年の設計とは思えせんよね? スナイプ乗りの和気あいあいとした雰囲気もいい感じです。

14.12.02_05
2015バルクヘッドマガジン卓上カレンダー
写真サイズ:B6(縦128mm × 横182mm)
写真:12枚+表紙
価格:2000円(消費税、送料別)
※カレンダーの受付は終了しました。

======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
リスクマネジメント・アルファ
ベイトリップ セーリング
ベストウインド
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
ノースセールジャパン
入船鋼材
フッドセイルメイカースジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
Velocitek
コスモマリン
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
エイ・シー・ティー
ファクトリーゼロ

CATEGORY:  NEWS