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悲劇の幕開け、ルイヴィトンカップ第1戦


 7月7日、サンフランシスコでルイヴィトンカップが開幕しました。しかし、本日のニュースは世界のセーリングファンを落胆させる内容でした。既報の通り、アメリカズカップ・レースマネジメント(レース委員会)に抗議を出していたイタリアのルナロッサは、レース前日に第1戦のボイコットを発表したのです。(BHM編集部)

 対戦するエミレーツ・チームニュージーランドはたった1艇でコースを周回し、風速14〜16ノットのコンディションで最高速42.8ノットの新記録を樹立。16マイルのコースを平均20.7ノットで走ったとのことです。ちなみに、2010年のアメリカズカップ、90フィートトライマラン対決でもこのスピードは出ていません。

 ルナロッサのスキッパー、マックス・シレナは「インタナショナルジュリーが下す正しい判決を待っている」と述べています。


あまりにも悲しい幕開けとなったルイヴィトンカップ。独走のチームニュージーランドは見事なセーリングで7レグを走りきり、ポイントを獲得しました

◎Americas cup 2013
http://www.americascup.com/


チームニュージーランド(vsルナロッサの)第1戦ライブ中継の再放送です。10分過ぎから不思議なデモンストレーションセーリングがはじまります。とはいえ、チームニュージーランドのフォイルジャイブをはじめ、そのスピード感はハンパではありません。同時にこの船でマッチレースはできないと感じました。船は魅力的ですが、レース形式と船が不均衡すぎるようです

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