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大阪湾ミドル秋の陣、デッセ2連覇達成!

 9月16、17日、兵庫県須磨ヨットハーバーで「シアトルカップ」が開催されました。22回目の開催となるこの大会は、アメリカ・シアトルヨットクラブと須磨ヨットクラブの交流を機にはじまったヨットレースです。今年は西日本ミドルボート選手権も併催され、IRCクラス18艇、オープン8艇の参加で開催されました。

 先週末の相模湾は逗子レガッタで盛り上がりましたが、大阪湾のミドルボート熱も負けていません。須磨ヨットクラブの伊藤さん、関西のヨッティングシーンを撮影する山崎カメラマンより写真レポートが届きましたので紹介します。(BHM編集部)


18艇により競われたシアトルカップIRCクラス(西日本ミドルボート)。All photos by T.Yamazaki

 北のひよどり越えを背にする須磨寺、平清盛ゆかりの地を散策できる須磨。東に神戸空港、西には明石海峡大橋、海だけではもったいないロケーションです。(文/須磨ヨットクラブ 伊藤耕磁、写真/山崎武敏)

 レース当日、大型台風が西を通過することとなり、どれだけの影響が出るのか悩ましい時を過ごしましたが、16日はIRCクラス18艇を対象にしたインショア・レースがおこなわれました。1本目は良い風の中順調に消化、2本目の後半から風が落ちて6艇がDNFとなりました。残念です。結果、初日は〈AR2〉(Y33S)、〈ラパンブルー〉(A35)、〈デッセ〉(Y33S)の3艇が同点1位となり、2日目が一段と楽しくなりました。

 パーティーは須磨ヨットクラブ名物、艇対抗腕相撲大会が、ポジション別の組み合わせでおこなわれ、オーナー対決は一段と盛り上がりました。オーナー同士はもちろん、クルーも顔みしりで、パーティーの盛り上がりは文句なしです。

 17日は、クルーザークラス8艇を加えた26艇の大阪湾横断レースがおこなわれました。48回の歴史を重ねているこのレースでは、朝から南のうねりが入り、各艇翻弄されながらスピンスタートしました。

 第1マーク回航は大きな差はなく、沖合いの第2マークへ右をとるか、左をとるか風も落ち運命の分かれ道です。結果は右海面の勝ちとなり、マークでは大差の結果が出ることになりました。得点係数が1.2倍となるこのレース。もちろん各艇承知の事、気合が入ります。

 結果、確実に走りきった〈デッセ〉が1位、総合でも優勝カップを手にした〈ラパンブルー〉が2位に、3位〈AR2〉となりました。シアトルカップ2連覇の〈デッセ〉のみなさん、おめでとうございます!

◎シアトルカップ・ホームページ
http://www.seattle-cup.org/


IRCクラス成績


クルーザークラス成績


優勝のデッセチーム

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