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夏休み最後のバトル!葉山全日本OP開幕

 8月23〜26日まで葉山港で「第44回 全日本オプティミスト級セーリング選手権」(全日本OP)が開催されています。この大会に各水域、ヨットクラブで出場権利を得た140選手が出場。葉山は選手たち、そして父兄たちの熱い戦いがおこなわれています。(BHM編集部)

 真夏の雲が広がった相模湾。大会初日は開会式後、午後から海に出て2レースおこなわれました。海上は3〜5メートルの微軽風。軽量選手がハイクアウトに出ているかと思えば、体格のしっかりした中学生はコクピットに体を横たえるという、向き、不向きの分かれるコンディションとなりました。

 大会は、26日まで12レースが予定されています。今年の全日本は、高気圧にどっぷり覆われた真夏のヨットレースとなりそうです。願わくは、風が吹きますように。


葉山で開幕した全日本OP。出場140艇。これだけのワンデザインクラスが集まるのは、OPらしい光景といえるでしょう。選手たちは夏休み最後の週も海で過ごすことになります。photo by Junichi Hirai

◎全日本オプティミスト級セーリング選手権 大会初日暫定成績
1. 小木曽 涼(江の島) 1-1
2. 村瀬也海(広島)1-1
3. 田中美紗樹(兵庫)4-2
4. 高宮豪太(江の島)2-5
5. 宇田川真乃(横浜)4-4
6. 高山颯太(KMC横浜)3-6
7. 神谷仁(浜名湖)3-10
8. 辻アンナ(中央区)6-8
9. 桐井航汰(江の島)8-7
10. 抜井理紗(兵庫)5-12
以下成績はこちらをごらんください(成績表PDF)。


葉山港では、2013年8月にOP級アジア選手権が開催されることもあり、本体会はプレイベントの意味もあって、実際の国際大会を想定した運営がおこなわれています。閉会式は葉山小学校でおこなわれます。photo by Junichi Hirai


艇団はまとまって各マークを移動します。上位の選手はボートバランスもよく、スピードもあります。photo by Junichi Hirai


刺すほどに痛い太陽が降り注ぐ相模湾。しかし風は予報通りに吹きがらず。photo by Junichi Hirai


観戦に訪れていたのは、ノースセールジャパンの白石選手とロンドン五輪から戻ったばかりの田畑和歌子選手(470女子代表)。田畑はOP級の女子チャンピオンでもあります。photo by Junichi Hirai


大会初日は4つにディビジョン分けされ、2グループでレースがおこなわれました。写真は1-1位で好スタートを切った村瀬選手(広島セーリングスクール)。photo by Junichi Hirai


もうひとつのグループでも連続1位で首位に立つ小木曽選手(江の島ヨットクラブジュニア)。photo by Junichi Hirai


OP級のもうひとりの主役といえる父兄サポート団。冷静なふりをしていますが、実は選手よりも熱気を帯びています。photo by Junichi Hirai

◎全日本オプティミスト級セーリング選手権2012
https://sites.google.com/site/2012jonc/

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