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古豪も参戦!梅雨明けの相模湾で第4回関東J/24フリートレース開催

 7月8日、早すぎる梅雨明けとともにやってきた盛夏の熱気の中で、「第4回J/24フリートレース」が開催されました。(レポート/観音崎、写真/たまえ、ホセ)


夏空の広がる相模湾で第4回J/24関東フリートレースが開催されました

 J/24の面白いところのひとつは、5人あるいは6人とサイズの割りには多い人数で乗艇するのでポジションによっては手持ち無沙汰?な人が出てきて、余裕をもってコースを考えたりできるところ。

 体力的にも少し余裕が出てくるので(と言っても一番歳上のひとが一番しんどいポジションを嬉々としてやっていたりするのですが)、各チーム年齢の幅が非常に広く、ジェネレーションギャップという言葉がすっかり定着した嫌いのある今日でも2世代同乗なんて当たり前です。

 大学ヨット部をはじめ、今年大学を卒業したばかりの社会人からすでに会社をリタイアしたベテランセーラーまで、せまっくるしいデッキの上でわいわいガヤガヤ、しかし心は真剣に今日もレースに勤しみます。

 今回は何と日本のJ/24黎明期から欠かさず参加を続けている、古豪〈オリーブ〉チーム、関西からは遠路はるばる〈シエスタ〉も参戦して8艇でのレースとなりました。


日本J/24の歴史そのものと言ってもいいい、ベテラン〈オリーブ〉チーム

 通常より早く朝から南風が入ってきますが、シーブリーズにしては南にかたより過ぎていて、弱弱しい、なんとも頼りなげな風です。

 そんななか短めのコースでテンポよく3レースを実施。午後1時過ぎに風が南西に振れて、ようやく本物のシーブリーズが入ってきたかとマークチェンジをしている間に、力尽きたのかのように風がどんどんなくなり始めて万事休す、4レース目は幻となりました。

 ワールド遠征組の〈だぼはぜ〉〈月光〉〈シエスタ〉の三つ巴で始まった第1レースでしたが、ボートスピードを生かして2レース目で危なげなく連続1位とした〈月光〉が優位に。3レース目で〈シエスタ〉がトップを奪還して気を吐き、次でいざ勝負、というところであえなく試合終了、〈月光〉が優勝を勝ち取りました。

 7月22日には次回フリートレース、8月5日には第2回合同練習会が開催される予定で、世界選手権に向けてますます盛り上がりを見せるJ/24関東フリートです。新規のご参加も大歓迎。皆様のご参加をお待ちしております。


毎回J/24フリートレースの運営を担当してくれている三浦たまえさん運営チーム


第4回J/24フリートレース成績

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