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佐久島を回航!第2回三河湾ダブルハンドヨットレース2019開催

9月14、15日、ラグナマリーナヨットクラブが主催する「三河湾ダブルハンドヨットレース・スナメリカップ」が開催されました。今年は14日を前夜祭、15日レースとし、クラブ内外から29艇と数多くの艇が参加。秋晴れの中、総勢58名が三河湾の風をつかみ、アートの島として親しまれている佐久島を回る約20マイルのレースを楽しみました。(レポート・写真提供/三河湾ダブルハンドレース実行委員長 奥井光明 LMYC)


三河湾で開催されたダブルハンドヨットレース。トレジャークラスのスタートは直前まで風が安定せず

レース前夜祭は、ラグナマリーナヨットクラブの昨年のポイントレース優勝チームのブーメランチームがホストとなり、自ら作りもてなす、焼肉パーティやフラダンスで大いに盛り上がりました。

レースは秋の変わりやすい天候の中、運よく秋晴れ、25度前後の絶好のレース日和。とはいえ前夜祭時には18〜20ノットあった風がレース当日7時には2ノットまで落ち、レース成立が危ぶまれる風になりました。

しかしながら、三河のレース海面を知り尽くした奥田レース委員長の巧みな運営で29艇すべてが島をまわり、全行程20マイルを完走することができました。

7時トレジャークラス(クルーザークラス)のスタート直前まで風が安定せず、2~4ノットの東寄りの風でスピンスタート。巧みに風をつかんだチームが先行し、一時間後の8時にフラッグクラスがスタート。ブラックセールの艇がトレジャークラスを追いかけ始めました。

途中9時ごろには風が振れ、コースの右側(北海面)は西尾からの北風、左側(南海面)は太平洋から伊良湖岬を超えてきた南風がぶつかり合う中、ポート艇、スターボード艇が並行して走る不思議な状態になりました。


南風をつかんだ南海面のチームが先行。10時30分に先頭艇〈ブーメラン〉が佐久島東港を回航

中央にいる艇は当然無風で立ち往生しています。11時頃には太平洋からの南風をつかんだ南海面のチームが徐々に先行し、12〜15ノットまで風速が上がるなか、10時30分に先頭艇の〈ブーメラン〉(J92 LMYC)が佐久島東港を回航。追って〈Aries〉(Hanse37 三河みと)、〈AKKO CHAN〉(J/24 LMYC)が続きました。

後半は弱いながらも南西の安定した風でランニングとなり、色とりどりのスピンが海面に並びました。全艇が佐久島を回った12時ごろには10〜15ノットの安定した風となり、〈ブーメラン〉が11時50分(3時間50分)でフィニッシュ。続いて〈ARIES〉が17分遅れてフィニッシュ。14時36分には全艇フィニッシュし、約7時間半の冒険レースを終えました。

2020年は9月26、27日を予定しております。皆様の参加をお待ちしております。


来年の大会成功を誓って記念写真


フラッグクラス(フラッグ【名誉】をかけた競争の部)成績


トレジャークラス(トレジャー【商品】をかけた競争の部)成績


J/24クラス成績(フラッグクラス5艇以上で成立)

◎ラグナマリーナヨットクラブ
https://www.lmyc.jp/

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