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世界初開催、レッドブル・フォイリングジェネレーション和歌山で開幕!

 4月15日〜19日、和歌山セーリングセンターで「レッドブル・フォイリングジェネレーション」が開催されます。16歳〜20歳までのユース世代に限定したこのイベントは、今年、日本、イギリス、イタリア、スウェーデン、デンマーク、ロシア、フランスで開催され、日本大会はワールドシリーズの第1戦。優勝チームには、2016年に開催されるワールドファイナルの出場権利が与えられ、世界7カ国の代表選手と戦いワールドチャンピオンが決まります。(BHM編集部)

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世界7カ国に先駆け和歌山で開幕したレッドブル・フォイリングジェネレーション。初日はトレーニングセッションがおこなわれ、選手たちは海上でレクチャーを受けながら駆けまわりました。photo by Yoichi Yabe / Red Bull Content Pool

 このイベントは単なるレースだけではありません。日本で、いや世界でもまだ馴染みのないフォイリング・カタマランを使って、スピードセーリングの魅力を存分に楽しんで欲しいという期待と希望があります。このフォイリングジェネレーションに日本の高校生、大学生19チームがエントリーしました。

レッドブル・フォイリングジェネレーション エントリーリスト
矢野伸一郎/藤木一誓(和歌山工高/向陽高)
深沢瑛里/高山大智(早稲田大/星林高)
山本将大/長塚正一郎(JYMA 名古屋大/逗子開成高)
光村一帆/中溝晃弘(東海大)
田中美紗樹/高野芹奈(関西第一高)
中野翔太/山本晟也(星林高/和歌山工高)
桑原洋樹/大伴真太朗(星林高)
高竹瑞恵/佐々木純哉(JYMA 和歌山大)
燃杭 輝/藪 嘉文(和歌山大)
伊藤あかね/桑本美紀(和歌山大)
宇田川真乃/齋藤由莉(横浜ジュニアヨットクラブ)
多田 緑/宮口悠太(同志社大/中央大)
高橋 稜/小泉維吹(Kristin School/早稲田大)
松坂耕助/亀井嘉文(ST George’s Anglican Grammar School)
伊神麻衣/桑野絵里佳(三浦学苑/横浜英和女学院高)
菅原雅史/宇佐美翔大(JYMA 東京大)
中村俊平/鈴木 空(JYMA 名古屋大/愛知工業大)
高橋敦史/井上雅之(福岡第一高)
高宮豪太/太中 賢(慶応高/慶應大)

 フォイリングジェネレーションに採用されるボートは、ふたり乗りのフォイリング・カタマラン、「フライング・ファントム」です。フォイル(L字型のダガーボードとT字型のラダー)により水面から浮き上がって走る様子は、モスや2013年に開催されたアメリカズカップを見て分かるように驚異的なスピードと迫力で、一躍注目されるようになりました。

 イベント初日は選手たちが全員集合。選手登録を済ませ、陸上で海外から来日した講師兼サポートセーラーからフライングファントムの乗り方について講義を受け、さっそく海へ飛び出しました。トレーニングは1艇に講師1人と選手が乗り込んで、直接指導を受けます。

 ボート4艇を19チームが乗り換えて練習するので時間は限られますが、コンディションによっては、初めて乗るにもかかわらず威勢よく飛ぶチームもあり、見ている方が興奮してしまうほど。海上トレーニングは陽が傾くまでおこなわれました。

 19日まで開催されるレッドブル・フォイリングジェネレーションのスケジュールは次の通りです。興味のある方は、ぜひ和歌山セーリングセンターへ応援に来てください。

4月15日(水) 受付、ブリーフィング、トレーニングセッション(ハンス・ピーター・シュタイナッハ、ローマン・ハガラによる)
4月16日(木) RD-1 練習
4月17日(金) RD-2 予選ラウンド
4月18日(土) RD-3 1/4 及びセミファイナル
4月19日(日) RD-4 ファイナル

◎和歌山セーリングセンター(成績・情報はこちらにアップされます)
http://www.wakayama-sailing.org/RED_BULL/index-red-bull.html
◎RedBull
http://www.redbull.com/jp

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イベント初日。選手たちは続々と和歌山セーリングセンターへ到着。登録を済ませ、はじめてのフォイリングにみな興奮気味です。photo by Yoichi Yabe / Red Bull Content Pool

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ブリーフィングでは金メダリストのハンス·ペーター・シュタイナッハから「メインシートは常に引きっぱなし。トラベラーでコントロールすること」等ハイスピードセーリングの基本が伝えられました。photo by Yoichi Yabe / Red Bull Content Pool

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昼食後は、グループに分かれて陸上講習です。はじめて扱うダガーの操作は聞いているだけでは分かりません。実際に海に出て実践あるのみです。photo by Yoichi Yabe / Red Bull Content Pool

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