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リオ五輪5日目、470級女子2位を保守、RS:X級はメダルレース出場ならず

  8月12日、リオ五輪セーリング5日目。朝から雨が降り続いているリオデジャネイロは、風弱く、レースができる状況ではありません。レーザー男女、RS:Xは沖で、その他の種目は陸上でレースが延期されました。雨が上がって南西方向から風が吹き出し、予定よりも約1時間半遅れでレースがはじまりました。(BHM編集部)

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日本選手が全員出場した五輪5日目。49er級の牧野幸雄/高橋賢次は第1レースで3位フィニッシュを決めました。photo by Junichi Hirai

 本日、初登場した49er級は、牧野幸雄/高橋賢次が第1レースで会心の走りを見せてくれました。10ノット弱の軽風のなか、中央から左に展開した牧野/高橋は上マークを2位で回航。最終ダウンウインドでは追い抜きに成功して3位フィニッシュを獲得しました。続く第2レースは上マークを7位で回航しましたが最終15位となり、初日を7位の好位置で終えました。

 また、レーザーラジアル級の土居愛実も2-1位で18位へ浮上。船が隠れてしまいそうな程のうねりが入る状況で、これまでの低迷がうそだったかのようなセーリングをしました。スタートから抜けだしてフリートを先導する様子は圧巻のひとこと。土居愛実は明日最終日となります。

 初出場となった49erFX級の宮川恵子/高野芹奈は、第1レースでリコールによる失格。第2レースでは15位で最下位の幕開けとなりました。成績には第1レースの失格が大きく影響していますが、強弱のある弱い風のなかで他国と遜色ない走りをしています。また、ショートコース(3周)でおこなわれた初日は、混戦のままフィニッシュへ雪崩れ込みました。この密集地帯から抜け出せれば、一歩上のステージで戦うことができるでしょう。

 予選最終日となったRS:X級男女は、はじめて湾外のレース海面でおこなわれました。トップ10入りを目指した男子の富澤 慎は、最終レースで2位を取るも健闘及ばず。総合15位でオリンピックを終えました。振れ幅の大きなレース海面でおこなわれた470級女子は20位を取りましたが、これが捨てレースとなり、依然2位を保守しています。

 13日大会6日目は470級がレイデイとなり、49er級、49erFX級、レーザーラジアル級(予選最終日)がおこなわれます。

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470級女子暫定成績。8月12日5レース終了時、吉田 愛/吉岡美帆2位

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470級男子暫定成績。8月12日5レース終了時、土居一斗/今村公彦19位

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RS:X級男子暫定成績。8月12日12レース終了時、富澤 慎15位

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RS:X級男子暫定成績。8月12日12レース終了時、伊勢田愛20位

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49er級暫定成績。8月12日2レース終了時、牧野幸雄/高橋賢次7位

16.08.12_49fx
49erFX級暫定成績。8月12日2レース終了時、宮川恵子/高野芹奈20位

16.08.12_radial
ラジアル級暫定成績。8月12日8レース終了時、土居愛実18位

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◎World Sailing Rio 2016
http://www.sailing.org/olympics/rio2016

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