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マルセイユ・オフショア・ショーケースに出場する日本代表『男女1名』を募集

 6月5〜8日、フランス・マルセイユで「マルセイユ・オフショア・ショーケース」が開催されます。世界初となるこの大会は、フランスセーリング連盟が推進する、2024年パリ五輪でのオフショア(外洋)レース採用を目標としたショーケース・イベントです。(BHM編集部)

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2024年パリ五輪を見据えたオフショアレース・ショーケースが6月にマルセイユで開催されます

 いまワールドセーリング(国際セーリング連盟)では、東京五輪以降のセーリング種目が検討されています。今年2月、ワールドセーリングは2024年パリ五輪の見直し競技を発表しました。『見直す』とされた競技は、470級男女、フィン級、RS:X級男女の3競技5種目です。

 「五輪からRS:Xや470がなくなるのか?」というと、そう単純なものではありません。これから数段階の議論や投票がおこなわれていくので、現時点では、変更される可能性もあるし、されないかもしれない、という認識だと思います。

 こうしたなかで、あたらしいカタチの五輪競技も提案されていて、そのなかのひとつが、オフショア(外洋)レースです。

 この競技について、噂を耳にしたことのあるセーラーは多いでしょう。オフショアレースは2020年東京五輪のデモンストレーション競技として計画されていましたが、東京開催は白紙(中止)となり、6月に欧州でショーケース・イベントをおこなうことが発表されました。

マルセイユ・オフショア・ショーケースの特長
・3日間(2ナイト)の耐久レース
・セーラーの高い能力が試される
・シンプルなフォーマット(スタートとフィニッシュがマルセイユ)
・誰でも競技を理解できる(1番にフィニッシュした船が優勝)
・オフショアショーケースは、W杯最終戦と同時期に開催される
・乗艇する選手は男子1名、女子1名
・国別4〜5カ国で競われる(フランス+4カ国の予定)

 この発表と連動して、フランスセーリング連盟から日本(日本セーリング連盟)へインビテーション(招待状)が届きました。

スケジュール
5月30〜6月3日 練習
6月4日 受付・練習
6月5日 受付・練習・安全講習
6月6日 ブリーフィング、レーススタート
6月7日 表彰式

 日本セーリング連盟では、マルセイユ・オフショア・ショーケースの出場選手(日本代表)を募集しています。

 日本代表として出場してみたいという方、また2024年パリ五輪やオフショアレースに興味のある方は、下記の参考資料をよく読んで、連絡先・セーリング歴を明記して、バルクヘッドマガジン編集部までメール(editor@bulkhead.jp)してください。メールはすべて担当者へ転送します。

 日本代表の決定は、エントリー締め切り、大会開始まで時間的余裕がないことから、日本セーリング連盟内で公平に検討する、とのことです。

参考資料:
(1) マルセイユ・オフショア・ショーケースレース公示
(2) マルセイユ・オフショア・ショーケース概要(プレゼンテーション資料)


オフショア・ショーケースでは、モノハル35ftフォイル艇、ベネトウ社によるフィガロ3が用意されます。艇の詳細は(http://www.beneteau.com/en/figaro-beneteau-3)へ

※バルクヘッドマガジン編集部は、告知案内を掲載する経緯から仲介役を務めますが、選考に左右するようなことはしません。

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