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ボートショーで見つけた注目セールボート

 3月5〜8日までパシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナで「ジャパン・インターナショナル・ボートショー」が開催されています。パシフィコ横浜は室内展示、ベイサイドマリーナは海上係留展示あり。イベント初日の本日は昼からはじまったので、編集長はかけ足で2会場を見学してきました。ゆっくり見たかったのですが、なかなかどうして時間が足りず、結局、閉館の5時ぎりぎりまで見学。そのなかで気になったセールボートを紹介します。(BHM編集部)

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こちら横浜ベイサイドマリーナの係留展示場です。コの字型のさん橋に大型セールボート、クルーザーが展示されています。豪華絢爛コーナーで、ボートを見学している人は、不思議とみなお金持ちに見えます。photo by Junichi Hirai

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バルクヘッドマガジン的に気になったのは、グランプリレースボートとして唯一展示されていたC&C30(シティマリーナヴェラシス社ブース)。いま日本に2艇が進水し、合計4艇が今年日本にやってくるそうです。話を聞くと昨年アメリカで1号艇が進水し、現時点で世界で28艇のオーダーが入っているとか。30フィート、バウポール、軽排水量(1812kg。そのうちキールが717kg)というとメルジェス32やファー280と比べてしまいますが、完全ワンデザイン・インショアレースのメルジェスとコンセプトは異なり、こちらはTP52のミニサイズ版。ショートオフショアも可能な仕様です。セーリングの過激度対決が気になります。photo by Junichi Hirai

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C&C30のドッグハウスはフラット。クルーアクションを優先したシンプルなデッキデザインは気持ち良いものです。バウハッチとコンパニオンウェイは左側にズラして配置されています。30フィートには見えないほどのボリュームは、幅広のデッキと長ーいバウスプリットも一役買っています。photo by Junichi Hirai

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編集長が前々から気になって時々YOUTUBEでチェックしているシースケープ18(SAIL FAST社ブース)。ファーリングジブ、ジェネカー、リフティングキールのイージーセーリングが可能なキールボートです。こういう船でレースではなく、のんびりデイセーリングしたいなぁと夢見てます。photo by Junichi Hirai

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シースケープ18には電動船外機が付きます。電動船外機をつけたセールボートこそ「環境にやさしい」を謳うヨットの完成形ではないでしょうか。このTRAVEL 1003 S/Lは、出力1000w、モーター出力1.0hp相当、充電15時間、速度3ノットで約10マイル、5ノットで3マイル走行可能です。photo by Junichi Hirai

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昨年イギリスで爆発的に売れたRSエアロ(葉山セーリングカレッジ社ブース)。なんと昨年だけで英国内で500艇が販売されたそう。ハルはカーボン、マストもカーボン、ブームもカーボン。重量30キロ(!)、全長4メートルの軽量ディンギーです。レーザー3姉妹のようにリグを変えることで3種類(大中小)のセールが選べます。photo by Junichi Hirai

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南米の露天商ではありません。パフォーマンス セイルクラフト ジャパンのブースでは、オフショア経験の豊富なプロセーラー荒川海彦さんによる、ドライに気持よくセーリングするための「実践ウエア講座」がおこなわれました。photo by Junichi Hirai

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オリンピック・パラリンピック応援コーナーがあり、49erFXが展示されていました。photo by Junichi Hirai

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プロセーラーの伊藝さん、バルクヘッドマガジンでお馴染みのビデオグラファー、中嶋さんも来ていました。いろんなセーラーに出会えるのもボートショーの楽しみですね。ボートショーは8日まで開催されています。photo by Junichi Hirai

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