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ドラゴン日本がシドニーへ遠征!パシフィックリム・インターポートレガッタ

 12月5日~8日、オーストラリアのロイヤル・シドニー・ヨットスコードロン(RSYS)において、「ドラゴン・パシフィックリム・インターポートレガッタ」が開催されました。(レポート/猪上真教)


環太平洋ヨットクラブ対抗のインターポートレガッタがシドニーで開催されました。photo by RSYS

 参加クラブは、RSYS、ロイヤル香港ヨットクラブ(RHKYC)、関西ヨットクラブ(KYC)の3クラブ。残念ながら今回はいつも参加していたロイヤルバンクーバーヨットクラブが不参加となりました。

 関西ヨットクラブの参加メンバーは田和監督、安田チームキャプテン、澤田副キャプテンによる選考会議が夏前から行われ、厳正なる審査の結果以下のメンバーが参加しました。

関西ヨットクラブ 日本選手団
監督 田和
安田、森田(LOTUS)
澤田、猪上(FALCO)
玉江、堤、太田(MART SPIRIT)
山下、田中、柴田、佐久間(凱風)
桝田、西川(WIND WARⅡ)
杉原(RAINBOW SEEKER)
藤井(La Reina)


Dragon Interport Regatta. photo by RSYS


Dragon Interport Regatta. photo by RSYS


Dragon Interport Regatta. photo by RSYS

 ドラゴンはコントロールロープが多く、ビルダーや年式によっても大きくレイアウトが異なります。期間中は洋上での乗り換えもあるため、レジストレーションを終えると準備されたレース艇の確認作業を行います。

 今回の日本チームは初参加のメンバーが多く、インターポートレガッタ経験者の安田チームキャプテン、澤田副キャプテンによるレクチャーを受けながら、メンバーはシミュレーションに余念がありません。

 レースはシドニー湾内にてコースが設定され、3艇対3艇のチームレース形式となっています。シドニー近郊で起こった山火事によって、晴れていても空は少し灰色がかっており、実際に灰がデッキ上に落ちてくることもしばしば。

 風は軽風ではありましたが、トータル12レースを行いました。12レースの結果KYCとRSYSが6勝でタイ、香港が0勝となり、各ラウンドロビンのポイント数によってRSYSが優勝となりました。KYCは残念ながら2位で今レガッタを終えました。

 レース後にはRSYSのクラブハウスにて表彰式と各参加クラブ代表のスピーチがありました。KYC代表の安田キャプテンから、RSYS、RHKYCへの感謝を伝えると共に今春に逝去された青山さんへの感謝の言葉がありました。両クラブの方々からも青山さんについて色々な思い出をお話し頂き、改めて青山さんが世界中のドラゴンフリートの中でも愛されていたのだと感じました。

 次回のインターポートはKYCで開催となります。ドラゴンは今年も新艇が国内で進水しており、益々盛り上がりを見せているフリートです。船型の美しさや走らせ方は、最新艇とはまた違った魅力があります。ご興味のある方はhttps://www.facebook.com/japandragons/ からお問い合わせください。


Dragon Interport Regatta. photo by RSYS


Dragon Interport Regatta. photo by RSYS


Dragon Interport Regatta. photo by RSYS


Dragon Interport Regatta. photo by RSYS


2019ドラゴン・パシフィックリム・インターポートレガッタ成績

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