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ジュニアワールド・前半戦終了

ニュージーランド・470級ジュニアワールド3日目。朝から風がなく、2時間の延期となりました。レースが始まったのは13時。1レース目は微風でしたが、2レース目は北東のシーブリーズが入り、最大20ノット近くまで吹き上がりました。日本チームは少しずつ調子を取り戻し、男子の土居組が7-9位で総合順位を上げています。男子の上位はイタリア、ニュージーランド、オーストラリア。女子はオランダ、英国、ドイツです。(レポート・写真/JSAFオリ特・中村健一)


イタリア男子がオールトップの快進撃をみせています

◎5レース
コース:I2(インナー2周)
上マーク:20度(振れ0〜30度)
風速:2〜6ノット
微風だけに日本の底力を示したいレース。スタートシークエンスに入って間もなく、風がなくなりAP掲揚。新たにブローが入り再スタートもゼネラルリコール。黒色旗となって綺麗にスタートし、久しぶりに日本チームが上位で上マーク回航となりました。期待が膨らみましたが、2上途中で大きく右に15度シフトし、逆に大きく遅れて2上を回航する。そこからは大きな変動もなく、追撃をはかることができません。

◎第4レース
コースI3(インナー3周)
上マーク:30度(振れ10〜35度)
風速:12〜18ノット
ゼネラルリコール後の黒色旗でスタート。風がスタート後一気に吹きあがり、15ノット平均でレースが展開されました。日本チームはセッティングをノーマルのまま臨んだため、上手くスピードに乗れませんでした。他国と条件は同じはずなのですが、ずるずる落ちていく感じで苦戦が続いています。

勝負の日に何とか大崩れすることなく3日目(予選最終日)を終えました。総合順位は少し上がりましたが油断はできない状況です。日本チームの課題はやはりスピードの改善でしょう。世界ジュニアのトップクラスはパワフルかつ正確なトリムをしています。

日本チームは必死に戦っています。チョットしたきっかけで大きく化けると思います。チャンスを生かせる集中力とコミュニケーションを高めて、明日からの決勝シリーズに臨んでいきたいと思います。

◎470級ジュニア世界選手権 第6レース終了時
男子(参加21艇)
12位 土居一斗/磯崎哲也 8-12-(13)-12-7-9
15位 今村亮/外薗潤平 (15)-8-11-14-11-10
女子(参加10艇)
4位 波多江慶/畑山絵里 (8)-4-2‐4-7-4
8位 波田地由佳/牟田絢美 9-6-6-8-5-(10)

◎2012 470 Junior World Championship
http://www.470sailing.org.nz/470JW%27s/news.html

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