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【コラム】2017年秋ビッグレガッタ・シーズンがはじまります

 こんにちは、バルクヘッドマガジン編集長です。今年のヨットレースシーズンも大詰めを迎えようとしています。これから年末までビッグレガッタがぎっしり。国内外で大きなヨットレース・イベントが連続するので、毎日届くニュースレターを楽しみにしている方も多いと思います。(BHM編集部)

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10月から秋のビッグレガッタが連続します。写真は2016年度全日本インカレ初日のスタートシーン。ほぼ全艇がトラブルを抱えた伝説の強風レースとなりました。photo by Junichi Hirai

 今週はえひめ国体が終わり、香港でオプティミスト級アジア選手権、バルセロナでレーザーラジアル級ヨーロッパ選手権、週末には第84回関東インカレがおこなわれます。ヨットレースは、レース出場だけでなく、移動、準備、後片付けが必要なわけで、選手や関係者は目がまわるほどの忙しさを感じていることでしょう。

 国内外のヨットレースを追いかけていると、毎年、同じ時期に同じことを繰り返しているのが分かります。国体の開催は毎年9月終わりか10月はじめ、全日本インカレは毎年11月に開催され、夏季オリンピック、アジア大会、五輪種目の合同世界選手権となるセーリングワールドチャンピオンシップ(旧ISAFセーリングワールド)、世界一過酷なヴァンデグローブは4年ごと。シドニーホバートヨットレースは毎年12月26日スタートと決まっています。

 これは、季節を考えると当たり前の部分もあり、特に世界的なオフショアレースは、偏西風や貿易風の暴風シーズンを避ける意味もあり、同じ時季に開催されることになります。

 現在進行中のミニトサンサットや、今月スタートするボルボ・オーシャン世界一周レース大西洋横断のジャックス・ヴァブル・トランサット、ヴァンデグローブ、または世界一周のスピード記録挑戦も、欧州を起点として大西洋横断、もしくは世界一周するなら11月前後がベストです。

 というわけで、10月は欧州ではオフショアレースの大本命、ボルボ・オーシャンレースがスタート。国内では海外トップセーラーも出場する日本初開催のワールドカップシリーズ蒲郡、葉山で開催されるニッポンカップ江の島オリンピックウィーク、そしてバルクヘッドマガジンが最高潮に盛り上がる全日本学生ヨット選手権と連続。さらに11月には、70周年記念大会となる全日本スナイプ選手権が待っています。

 さあ、これから2017年度の本命レースがいくつも開催されます。編集長はモスとSUPで地道に体力づくり。今シーズンはカラダが壊れませんように。

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