秋恒例、「島精機カップ」華やかに開催!

  • 06
  • Nov

 11回目となる島精機カップが11月2日と3日の2日間、和歌山マリーナシティをホームポートに和歌浦湾から紀伊水道で開催された。今年はIRCクラスが大阪湾、姫路、徳島などから21艇、オープンクラスの「和歌浦セーリングフェスティバル」には、遠くは広島から28艇が出場した。(文/島精機カップ実行委員会・中村和哉)


IRC、オープンクラスで開催された島精機カップ。関西水域を代表するキールボートレースです。写真は〈GOODSPEED_K〉。photo by T.Yamazaki

 初日はIRCクラスのみ、まさに小春日和で穏やかな天候。でも風が吹かずAP旗が掲揚された。鈴木國央氏が率いる運営チームは風の兆しを探そうと海上待機していたが、正午になり北西からの吹出しを見つけAP旗降下、参加艇も出艇した。

 5ノットの微風の中、4レグのコースで第1レースがスタート。ムラのある海面ではあるものの各艇とも風を掴み、1周目は大混戦の下マーク回航となる。落ち始める風の中、フリートは左右に分かれていく。そして和歌浦では意外に強い潮の中、〈NOFUZO〉(X41OD)、〈BAFFI〉(J/V35)、〈Slainte mhath〉(Xp38)とフィニッシュ。最終艇がフィニッシュする頃にはほとんど風がなくなり、AP/Aが掲揚され、初日のレースは終わった。

 2日目は、和歌浦から南に下った白崎前のマークを回航する往復28マイルの「白崎レース」。まずIRCクラスがランニングでスタート。15分遅れでフェスティバルクラスがスタート。和歌浦湾を出るころから風が落ち始め、北寄りの艇が先行していく。


本大会でデビューした〈埋木〉(ACT WF24)。美しい手作りの木造艇です。オープンクラス2位。photo by T.Yamazaki


21艇がエントリーしたIRCクラスのスタート。photo by T.Yamazaki


フェスティバル・クラスI優勝の〈ChibiZull Ⅲ〉。photo by T.Yamazaki


同じくフェスティバル・クラスII優勝の〈COOPER〉。photo by T.Yamazaki

 沖ノ島西側のゲートマークを〈Slainte mhath〉が通過したころ、南側の艇はほぼ無風の中、幸運にも潮でマークに流されていた。その後が運命の分かれ道だった。ゲートを抜けた艇は北から吹き始めた風を受けて西へ冲出ししていくが、〈BAFFI〉、〈CONTINUEⅡ〉、〈JUGEM〉、〈BLAU〉、〈GODSPEED_K〉、〈DESSE〉がジャイブし岸寄りのコースを選択した。

 岸寄りコースの艇が一進一退の攻防を繰り広げていたが〈DESSE〉、〈GODSPEED_K〉が抜け出て白崎前で短縮されて1、2位フィニッシュ、最後に湯浅湾の南東の山から風を受けた〈BAFFI〉、〈BLAU〉が続いた。

 その後、沖から戻ってきた確定がフィニッシュすると共に、フェスティバル艇も続々フィニッシュしてきた。その結果、IRC総合は〈DESSE〉が獲得、フェスティバルは〈ChibiZull Ⅲ〉と〈COOPER〉が島精機カップを手にした。

 ところでSHIMA SEIKI CUPの魅力はレースだけではない。今年もパーティーは美味しいものがたくさん用意され、今や本レガッタの代名詞ともなった「マグロの解体ショー」が行われた。このような素晴らしいレガッタを継続的に支援いただいている島精機製作所に感謝している。もちろん来年も同時期の開催が予定されている。


IRC総合3位の〈AGNES〉。photo by T.Yamazaki


IRC総合2位〈BAFFI〉。photo by T.Yamazaki


IRC総合優勝の〈DESSE〉。photo by T.Yamazaki


初日トップだった〈NOFUZO〉。photo by T.Yamazaki


島精機カップIRC成績


併催された秋の関西ミドルボート選手権成績


オープンクラスの和歌浦セーリングフェスティバル総合成績


パーティーで披露されたマグロの解体ショー。photo by T.Yamazaki


IRC優勝の〈DESSE〉チーム。photo by T.Yamazaki

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