白熱!日本直接対決、470ワールド4日目

  • 17
  • May

 バルセロナ470級世界選手権。大会4日目からは決勝シリーズとなり、男子ゴールドフリートに原田/吉田、松永/今村、女子に近藤/田畑、吉迫/大熊が出場します。朝から曇り空で肌寒さを感じるバルセロナは、これまでと違って冷たい陸風。風向が安定せず、陸上待機ではじまりました。(BHM編集部)

 風待ちは2時間、3時間と続きましたが、風はいまひとつ安定せず。風速はソコソコあるだけに、待機している選手たちにはもどかしさが募ります。午後2時半すぎにようやく海上へ。上位グループによる決勝シリーズがはじまりました。

 本日の見所は日本チーム同士の直接対決。原田艇との差を詰めたい松永艇は、ゴールドフリートの混戦にも冷静に対処。第8レースでは原田艇をしっかりと抑えてフィニッシュして、対決の結果は1勝1敗となりました。「おもしろくなってきました。ヨットがものすごくたのしいです」と今村。順位を16位まであげた松永/今村は、決勝シリーズに入っていい感触をつかんだようです。

 女子の直接対決も見ものでした。息を吹き返したように生き生きと走ったのは吉迫/大熊です。「きょうは調子よかったね」と声を掛けると「いつも通り(毎レース)一生懸命です」と大熊。本日は6位、8位と、安定した成績で総合成績も21位へアップしました。対する近藤/田畑は、第8レースで「行く方、行く方、裏目に出てしまった」(近藤)という内容で、ここまでで最も悪いカットレースを作ってしまいました。しかし、上位チームも不安定な風に翻弄されたためにいぜん6位を保守。上を十分に狙える位置につけています。

 残る決勝シリーズは2日間で4レース。最終最後まで、彼ら彼女たちの戦いをしっかり見届けます。


DailySailing.com制作の日本チームダイジェスト動画。松永選手のインタビューがあります


3時からレースが始まり、帰着は6時。それでも日照時間が長いのでレースは十分おこなえます。しかし、選手の疲労はたまりやすくなります。photo by Junichi Hirai


大声でポート艇を牽制する原田/吉田。アビーム男子は上マーク回航時に他艇と接触して、スピンシートのカムの台座を破損してしまいましたが、帰着後に修理完了。明日のレースは問題ありません。photo by Junichi Hirai


連続してフィニッシュラインへ向かうベネッセ対アビーム。本日の直接対決はベネッセ(写真左)の2勝に終わりました。吉迫/大熊はこの大会を最後に第一線から退くことを発表しています。photo by Junichi Hirai


松永/今村にとって明日の大会5日目は大一番。原田艇との差を詰めて、メダルレース圏内へ近づきたいところです。photo by Junichi Hirai


恥ずかしいほど目立つオランダ女子のトレーラー。日本では見かけませんが、海外のトップチームは船と一緒に荷物用のトレーラーを持って移動しています。photo by Junichi Hirai


空撮用のカメラはバルーンに取り付けられています。バルーンは、ボートからロープをつけて凧を扱う要領でコントール。撮影ヘリを飛ばすコストを抑えたなかなかのアイデアです。photo by Junichi Hirai


大会4日目のダイジェスト。空撮部分はバルーンカメラを使っています

◎470級男子
1. AUS Belcher / Page 8p 1-1-1-1-1-1-2-(5)
2. ISR Kliger / Sela 28p 6-(BFD)-3-5-2-2-8-2
3. FRA Leboucher / Garos 29p 1-3-9-3-3-7-(13)-3
10. 原田/吉田 40p 7-4-4-6-4-7-(9)-8
16. 松永/今村 62p 12-12-5-11-3-(15)-12-7
35. 前田/野呂 72p 12-12-9-(13)-13-6-11-9

◎470級女子
1. FRA Petitjean / Douroux 24p 1-5-4-5-2-1-(12)-6
2. NZL Aleh / Powrie 27p 3-3-4-2-1-4-10-(16)
3. FRA Lecointre / Geron 28p 1-8-3-5-2-1-8-(14)
4. NED Westerhof / Berkhout 32p 6-1-1-1-7-6-(18)-10
5. GBR Mills / Clark 35p (BFD)-2-7-7-1-3-(13)-2
6. 近藤/田畑 40p 4-1-5-2-17-4-7-(18)
21. 吉迫/大熊 74p (23)-9-8-12-13-18-6-8

◎Barcelona 470 Worlds
http://worlds.470.org/eventsites/default_s1.asp?eventid=66686

======================================
わたしたちは走り続けるセーラーを応援します
BULKHEAD magazine supported by
SAILFAST
ウルマンセイルスジャパン
丸玉運送
ネオネットマリン
ダウンアンダーセイリングジャパン
ノースセールジャパン
アビームコンサルティング
トーヨーアサノ
SWING
コスモマリン
葉山セーリングカレッジ
Gill Japan/フォーチュン
JIB
一点鐘
VELOCITEK
パフォーマンス セイルクラフト ジャパン
エイ・シー・ティー
HELLY HANSEN
ハーケンジャパン
ファクトリーゼロ