特製稲毛カレーとテーザーミッドウインター

  • 21
  • Feb

 2月17日、稲毛ヨットハーバーでテーザー級ミッドウィンターレガッタが開催されました。このところ冬将軍が居座る気候が続いていますが、この日も前日から残った10メートルオーバーの北風が朝から吹きつけ、選手たちを歓迎します。そんな中15艇のテーザーセーラーが恒例のカレーに、ではなかったレースのために集結しました。(レポート・写真/日本テーザー協会)


テーザークラス恒例の稲毛ミッドウインターが開催されました

 北風は出艇のころにはやや落ちますが、第1レースは8メートル程度の風のなかをスタート。スタートは混戦となりましたが、上位陣は出遅れても抜群のボートスピードで前に出てきます。江の島の佐藤/村岸がトップフィニッシュ、続く着順は稲毛の山村/吉田、下村/井上と地元勢が追撃します。

 第2レースも同じようなコンディション。稲毛は海面があまり広くないためコースを岸寄りに設定せざるを得ず、北風の場合はとても不規則なブローが入ります。ここでも佐藤/村岸は見事でした。

 スタート後の不利な位置からでもピンチングモードでタックのルームをキープし、ブローを真っ先に拾いに行きます。ボートスピードがあるためこうなると他艇の追従を許しません。このレースをトップ、続く第3レースもトップフィニッシュし、テーザー王者の貫録を見せつけます。

 徐々に落ちる風の中、第4レースの最終レグはブローが残る微風の神経戦となりました。テーザー級は、帆走中のリグテンションとバングコントロールがクルーに委ねられていて、瞬間的な風の変化にセッティングを合わせるクルーの力量も試されます。

 多くの艇が気まぐれな北風に翻弄される中、佐藤/村岸が安定したポジショニングで2位フィニッシュし、優勝を決めました。総合2位は健闘するも全レース王者の後塵を拝した稲毛の山村/吉田。総合3位は、熟練のレース運びを見せた芦屋の植田/抜井でした。


優勝の佐藤/村岸。安定しています

 レース後、もはや本大会のメインイベントと誰もが疑わない特製稲毛カレーがふるまわれました。実はレース準備の90%はこのカレーに注がれます。冬のセーリングで冷え切った体が温まり、ハイクアウトで棒のようになった足が血気を取り戻します。

 さて、今回も遠く芦屋や大阪北港から複数チームがカートップで参加してくれました。テーザー級のよいところは、日本のどこでも気軽にレースにいけることです。そして艇体・マスト・セールの全てがワンデザインだからこそ生まれるシビアなセーリング技術のぶつかり合い、また軽量を活かした高速プレーニングは、他のダブルハンドクラスにはない魅力です。

 そうはいっても470やスナイプに比べると見劣りするよなぁ…と心の底で思っているそこのあなた! 食わず嫌いはよくないですよ(カレーは美味しいですし)。テーザーは皆さんの挑戦をお待ちしています。


名物の特製稲毛カレー。大人気です


2013テーザー級ミッドウィンターレガッタ成績表

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