爆弾ブロー連発!福岡全日本インカレ3日目

  • 02
  • Nov

 11月2日、福岡小戸で開催されている全日本インカレ。前半2日間で風が吹かず、1レースも実施できずに迎えた大会3日目。無風から一変、大会3日目は前線が通過するという天気予報もありサバイバルを予感させます。また、本シリーズにとっても重要な1日で、大会成立レース数である3レースを終えるためにはなんとしてもレースを実施したいところ。大会3日目はレースを消化するためスタート時刻を1時間早めて始まりました。(BHM編集部)

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前日までの無風から一変した博多湾。爆弾ブローが選手を襲います。photo by Junichi Hirai

 朝、穏やかだった海は、選手が出艇する頃になると徐々に吹き上がってきました。第1レースの1上マークこそ平穏でしたが、西方向から爆弾ブローが入り、出場艇はバタバタと倒されていきました。沈艇だけでなく、衝突やディスマストもあり博多湾らしい強風レースです。

 突発的爆弾ブローの威力は時間とともに増し、第2レースが終わる頃には10メートル以上の風が海面に広がりました。ここでレース委員会は一旦ハーバーバックの指示。その後、海面を近場(長垂沖)に変更して再出艇が案内され、午後1時半過ぎに海上へ。ミニ前線が通過して大雨に見舞われる場面もありましたが、風は次第に落ちていきました。

 本日は合計4レース実施されました。非常にむずかしいコンディションでしたが、5時過ぎの日没ギリギリまでおこなえたのは、大会を成立させたいと願う運営と選手の気迫以外の何物もでもないでしょう。ハーバーに戻る頃には日も暮れ、気温がグッと下がって真冬のようでした。

 大会3日目のMVPは早稲田大です。第1レースでは470級3艇が着順1-3-5位、スナイプ級が6-9-18位の成績でビッグウェーブを掴み、その後のレースでもトップグループには必ずえんじ色のビブスを着た早稲田艇という絶好調のレースを見せました。

「みんながんばってくれた。強風は自分たちの一番得意風域です。きょう1番荒れた時ぐらいが自信があります。第1レースの成績がよく良い流れを掴んだと思う。明日もこの調子で。でも、インカレ最終日には何が起きるのか分かりません。英語(失格)だけは叩かないように気を引き締めていきたい」(早稲田大・櫛田佳祐主将)

 また、正確な成績は発表されていませんが、着順成績によれば、慶応大、同志社大も健闘しています。

「第1レースで事故があって1艇がリタイア。でも、その悪い結果を引きづらず、みんなでよく巻き返したと思います。目標はクラス優勝ではなく総合優勝。明日は1年間やってきたことを出し切りたい」(慶応大・徳久慶彦主将)

「まだ自分たちの力を全部出せているわけじゃない。全員が15位以内で走れるのを目標にしている。後輩たちもがんばってくれている。チームのムードはすごくいい。明日は全力を尽くしたい」(同志社大・西野裕太朗主将)

 4レースを終えた成績は22時現在、まだ発表されていません。約20件の審問が出ているため、成績は審問後に発表される予定です。バルクヘッドマガジンでも発表され次第、掲載いたします。

 明日3日はインカレ最終日。スタート時刻は9時30分で、最大3レースが予定されています。

※着順の結果からの記事です。正しい結果は公式掲示板で発表される審問確定後の成績を確認してください。

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ブローの塊で一度に数艇が沈。レース海面の一部分では沈艇が続出しました。photo by Junichi Hirai

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足を滑らせてトラピーズを持ったまま流される選手。photo by Junichi Hirai

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無念のディスマスト。photo by Junichi Hirai

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トップフィニッシュはいませんが、全チームが安定している同志社大。photo by Junichi Hirai

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大会3日目、大暴れした早稲田大。再び優勝旗を手にすることができるのか? photo by Junichi Hirai

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関東随一の部員数を誇る慶応大。選手はもちろん、サポートメンバーも抜かりありません。photo by Junichi Hirai


大会3日目ダイジェスト映像です。慶應大、日本大、早稲田大、関西学院大、同志社大、九州大主将のインタビューがあります。映像:デイリーセーリング

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