沖縄東海、720マイル走るには何日かかる?

  • 09
  • Apr

 2010年の沖縄〜東海ヨットレースを振り返ってみたいと思います。スタートは今年と同じ4月29日12時。GPSの追跡機能を持つ「OCトラッカー」が採用されたのでパソコンから各艇の動きがよく分かりました。(BHM編集部)


第1回大会ではパソコン上で各艇の動きが分かり、陸上応援部隊から好評でした

 日本列島が高気圧に覆われたために、前半スローペースで進みましたが、奄美大島を過ぎたあたりから〈GUST〉が伸び出し先行。その後、2位の〈朝鳥〉とともに後続に差を広げ、〈GUST〉は5月5日夜10時にフィニッシュしました。

 沖縄宜野湾から蒲郡まで720マイル。前回トップの〈GUST〉の所要時間は、129時間(5日9時間)58分28秒だったので、ボートスピードは平均約5.54ノット。つまり1時間に約5.54マイルの距離を走っていた計算になります。ディンギーセーラーの方は、国内レースの上マークまでが1マイル弱と考えて距離とスピードを想像してみてください。

 これは、もちろんアベレージですから、無風の時間もあれば、より強い風を受けて走っていた時間もあります。どのような風が吹くかで所要時間は大きく変化しますが、大まかな目安としては、下記のようになります。

◎720マイルを走った場合のボートスピードと所要時間
3ノット/240時間(10日)
4ノット/180時間(7.5日)
5ノット/144時間(6日)
6ノット/120時間(5日)
7ノット/103時間(4.3日)
8ノット/90時間(3.7日)
9ノット/80時間(3.3日)
10ノット/72時間(3日)
11ノット/65時間(2.7日)

 総距離720マイルは、宜野湾から蒲郡までの最短を結んだ距離なので、風速風向との関連から実際の帆走距離はさらに長くなります。選手の気持ちとしては、3日でフィニッシュしたいところでしょうが、すべては天候次第。今年も大会の応援情報として、気象海洋コンサルタント社が気象情報を提供してくれています。こちらを見ながら参加艇の動きを予想するのもおもしろそうです。

◎第1回大会の様子・バルクヘッドマガジン記事より
2010年4月23日 カウントダウン沖縄東海
2010年4月29日 沖縄東海R本日スタート
2010年4月30日 奄美大島目前、沖縄東海R
2010年5月02日 種子島沖、沖縄東海レース
2010年5月03日 GUST先行、沖縄東海R
2010年5月04日 沖縄東海、GUST大王崎へ
2010年5月05日 GUST、朝鳥フィニッシュ
2010年5月06日 続々フィニッシュ沖縄東海
2010年5月07日 沖縄東海レース2010成績

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