最終レース大逆転、加藤/熊谷が優勝!江の島ファイアーボール全日本

  • 15
  • Nov

 11月12、13日の2日間、神奈川県江の島沖で「第44回ファイアーボール級全日本選手権」が開催され、江の島から7艇、葉山から2艇の参加を集め、合計6レースが行われました。(レポート/石井浩一郎、写真提供/日本ファイアーボール協会)

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江の島で開催された第44回ファイアーボール全日本。強風から微風まで2日間で6レース実施しました

 初日は、出艇時、北東の風が4mほど入るコンディションでしたが、レースコースに艇が集まるころには、白波が立ち時折10mを超えるブローも入る海面となりました。

 1レース目は、うまく左海面を使った黒田/佐藤が第1マークをトップ回航。その後を石井/伊藤、加藤/熊谷、下間/鶴本が追う展開になり、4艇がトップ集団を形成。第3上りレグで右海面のブローを捕まえた石井/伊藤が、その後リードを広げ、トップフィニッシュ。2位には加藤/熊谷が入りました。

 第2レースは、スタート後に左のブローを捕まえた、石井/伊藤が第1マークをトップ回航。その後、後続艇との差を広げ、全マークをトップで回航。連続トップフィニッシュを飾りました。2位は加藤/熊谷が取りました。

 第3レースは、風が東に振れ、風速も落ちてきましたが、風上側からスタートを切った葉山の斎藤/鬼塚が、振れをつかんで第1マークをトップ回航。その後を2位で回航した石井/伊藤が斎藤/鬼塚をとらえ、サイドマークまでにトップに立ち、リードを広げ3回目の1位を取りました。このレース4位には葉山の斎藤/鬼塚が入りました。

 初日を終えて、昨年のチャンピオンの石井/伊藤が1-1-1位、一昨年のチャンピオンの加藤/熊谷が2-2-2位の結果で2日目へ向かいました。

チャンピオン同士の戦い。決着は最終日へ

 2日目は、東風の中で出艇しましたが、その後無風になり、風待ち後、200度設定で11時10分に第4レースをスタート。石井/伊藤は右海面、加藤/熊谷は左海面に分かれ、第1マークを目指しますが、石井/伊藤はオーバーセールしたこともあり、加藤/熊谷が第1マークをトップ回航。その後リードをキープし、加藤/熊谷が1位を獲得。2位には、石井/伊藤が入りました。

 第5レースは、スタート前に風が左に触れたこともあり、風下有利のラインの中、石井/伊藤がポートでスタート。一方、良い走りを見せた原/石橋が1位で第1マークを回航。

 2位には石井/伊藤が続く展開に。一時、石井/伊藤がトップに立つも、混戦から抜け出した加藤/熊谷が第2上りレグでトップに。その後下マークに向かうコースで、石井/伊藤がスピントラブルを起こしたこともあり、加藤/熊谷が先頭をキープし、この日2度目のトップを取りました。

 第5レースまでの状況で、石井/伊藤が1-1-1-2-2位で7ポイント、加藤熊谷が2-2-2-1-1位の8ポイントで1点差。加藤/熊谷が優勝するには、最終レースにトップが必要な状況。その中で最終レースのスタートが切られました。

 有力選手がリミットマークに集まっていたことから、加藤/熊谷は苦しいスタート。一方、石井/伊藤は、加藤/熊谷をマークして抑えていく作戦に。第1マークは、原/石橋、下間/鶴本が先行し、加藤/熊谷は苦しい展開になりました。

 しかしながら、石井/伊藤の抑えを振り切り、その後抜群のボートスピードで、第2上りレグでトップに立ち、そのまま第6レースの1位を獲得。タイブレイクの大逆転で加藤/熊谷が、全日本優勝を手にしました。

 コース設定の難しい風、海面である中、運営にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。今年の全日本選手権は、2日間とも天候と風に恵まれ、全日本チャンピオンを決めるにふさわしい大会になったと思います。

  大会後は、藤沢駅近くに場所を移して表彰式と打ち上げが行われました。前年度優勝チームにより優勝カップに注がれたビールを、優勝チームが飲み干す恒例の儀式が行われました。

 ファイアーボール協会は、他艇種で活動されている方の参加も歓迎しています。ワールドへも積極的に参加する活気あるフリートなので、興味のある方は、
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劇的な優勝を遂げた加藤洋/熊谷禎洋

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2016年ファイアーボール級全日本選手権成績

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