恐怖かつ興奮の相模湾フォイリング!ヤンマー・モスワールド2日目

  • 25
  • May

 5月25日、葉山で開催されている「ヤンマー国際モス級世界選手権大会2016」2日目は、13ノット前後の風が吹くコンディションで行われました。本日の相模湾は、朝から南の強風。フォイルを装備したモス級は、波のある強風下でコントロールがむずかしい艇種です。そのため操船に自信のない約20艇はレースに参加せず、レスキュー艇でレース運営を手伝いながら、トップ選手の走りを間近で見て刺激を受けていました。(レポート/西朝子 モスワールド実行委員会)

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ワールド2日目はモスが最も苦手とする波のある海面で3レースおこなわれました。ボートが波を飛び越えるとウォンド(高さを調整するセンサー)が効かなくなりノーズダイブしてしまいます。photo by Junichi Hirai

 今日のレースで1-1-2位で暫定1位に踊り出たのは、イギリス期待のホープ、クリス・アシュリーです。
「もっと厳しいコンディションになるかと思っていましたが、予報ほど悪くはなかったですね。今日は優勝に向けて大きな収穫となる1日でした」(クリス・アシュリー)

 北京五輪金メダリスト、ポール・グディソン(GBR)は、今日も安定した成績で2位をキープ、3位にはスコット・バベッジ(AUS)が上がってきました。
「今日は波が高く少し手こずりました。第1レースではフィニッシュライン直前で沈をしてしまい、大きく順位を落としてしまったのが痛かったですね」と言うバベッジですが、明日に向けて手応えをつかんだようです。

 日本選手トップは暫定7位の梶本恆平です。先週末に開催された全日本選手権を制している彼は、今大会でも好調を維持しています。
「いつも練習している海域は、波も高く、風も強い場所なので、明日のレースも楽しみです」(梶本)。11位には日本フォイリングモスの第一人者、後藤浩紀の姿もあります。明日の対決も楽しみです。

 今大会には、10カ国から69選手が参加しています。参加人数が最も多いのは地元日本で33人、オーストラリア勢が17人、イギリス勢が10人と続きます。また、日本のほぼ裏側に位置するアルゼンチンから3人が参加しています。

 予報では明日26日も同じようなコンディションで、実力差のでる1日になりそうです。大会3日目も3レースが予定されています。

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ラフコンディションを想定して約20艇が自主リタイアで始まった大会2日目。上位選手の迫力あるセーリングがみられました。photo by Junichi Hirai

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11時スタートなのに選手たちは10時30分になってようやく出艇。それでもハイスピードでレース海面に到着できます。ギリギリまで出艇しないのは体力を温存したいから。photo by Junichi Hirai

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暫定トップに立ったクリス・アシュリー。20代の若手選手ですが、子供の頃からモスに乗っています。photo by Junichi Hirai

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2位のポール・グディソン(GBR)。アルテミスレーシングに所属しています。photo by Junichi Hirai

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3位のスコット・バベッジ(AUS)。ソフトバンク・チームジャパンのコーチを務めています。photo by Junichi Hirai

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ハーバー3階に選手のコンディショニング・ルームが設けられています。選手たちは水素を吸って体力回復。photo by Junichi Hirai

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大会2日目が終わりボートの故障やトラブルがたくさんでています。写真は鷲山選手のモスを大手術する古谷さん。photo by Junichi Hirai


世界選手権2日目ダイジェスト映像

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2016モス級世界選手権2日目成績

◎YANMAR Moth World Championship 2016(大会公式、成績速報、トラッキング、写真集)
http://www.mothworlds.org/hayama/
◎Moth World FACEBOOK
https://www.facebook.com/mothworlds/

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