大学対抗&U25マッチ、月光ボーイズ優勝!

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 3月15日、大学対抗&U25マッチ最終日。曇天、朝から風の弱い日産マリーナ東海沖は風が安定せず、海上待機からはじまりました。その後、そよそよ吹き出した弱い風で残されていたラウンドロビンを開始。最終日の戦いはワンプッシュのブローで順位が入れ替わる微風コンディションとなりました。(BHM編集部)

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三河湾で3日間開催された大学対抗&U25マッチ。全勝優勝を決めた月光ボーイズです。photo by Junichi Hirai

 ラウンドロビンで勝ち上がったのは、月光ボーイズ(12戦全勝。市川航平スキッパー)と九州大(11勝1敗。北詰有人スキッパー)です。ファイナルの順位決定戦は、ベストオブ3(先に2勝した方が勝ち)の戦いとなりました。

 前週までタイのマッチレース遠征していた月光ボーイズは、スタートから果敢に攻めて九州大からペナルティーを奪い、さらにレースも先行し手を抜きません。

 月光ボーイズは、海外のマッチレースに挑戦している市川に加えて、これまでマッチレース経験のある東野竜成(同志社大)、荒川淳一(同志社大)、小池俊輝(首都大東京)の4名。大学時代の同期が集まりました。

 優勝決定戦は、九州大に一度も先行させることのない横綱相撲をみせ、月光ボーイズが2連勝。ラウンドロビンから全勝の初優勝を飾りました。

「マッチレースをはじめて2年になります。ほかのチームにアドバンテージがありましたが、始まってみると手強い相手もいて3日間たのしいレースができました。この大会に出場したのは、海外のマッチレースに出場するため、世界ランキングをあげたかったからです(本大会はISAFグレード3イベントに認定されています)。2年前からマッチレースに取り組んで、ちょっとずつ成長していると感じています。この大会は混成チームが多いのが特長でした。キールボートレースを続けるには、学校の垣根を取り払ってチームを組まないことには前に進めません。今回のように大学にこだわらず、お互いに手を組んだチームが多かったのは、とても良いことだし、この大会を機にマッチレースにも興味を持ってもらえたらうれしいです」(市川・月光ボーイズ)

 月光ボーイズのメンバーは、大学ヨット部を引退後、この大会ではじめてキールボートを経験して、マッチレースやJ/24などで活動しているセーラーです。ほかのチームから見たら雲の上のような上手な選手に見えたかもしれませんが、実際のレースを振り返ると僅差の戦いも多くあり、彼らが楽に優勝できたわけではありません。

 しかし、月光ボーイズが出場したことは良い刺激になり、セーリングをつづけるひとつの方法を見せてくれたと思います。だれもが同じようにできることではありませんが、ディンギーから次の舞台へステップアップして、マッチレースやキールボートで活動する魅力を伝えてくれました。

 さあ、今年も盛り上がった大学対抗&U25マッチ。この大会には、25歳以下のユース選手ならだれでも出場する権利があります。来年の大会はどんなチームが登場してくるのか、いまから楽しみです。

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最終日午後におこなわれたファイナル。月光ボーイズは九州大を攻めに攻め、前を走らせることなく優勝を決めました。photo by Junichi Hirai

第4回大学対抗&U25マッチレース 最終成績
1. 月光ボーイズ/市川航平
2. 九州大/北詰有人
3. 早稲田大/山口 優
4. Tokai Match Racing/山本将大
5. 江の千葉同盟/白石穂高
6. O-sailing/小倉隆寛
7. 東京大/松山宏彰
8. 関西連合/河野元道
9. 慶応大/樫本真徳
10. 明治学院大/川崎恭輔
11. 金沢大/斎藤優馬
12. 和歌山大/田中悠作

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2015大学対抗&U25マッチ最終成績

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2位の九州大(北詰、谷川、村上、平松、大村)。「今回は(全日本インカレ上位校の)インビテーションで出場しましたが、招待が届く前から「みんなで出場したいな」と話していました。九州大の5人は全員4年の同期。仲の良いメンバーなのでうまくコミュニケーションできたと思います。地元福岡でJ/24を貸してもらい、年明けから練習しました。スタート前のマニューバなどはうまくできなかったけれど、タック・ジャイブ、それにスピードが少し良かったから勝てたのかな、と思っています。2位は予想以上の結果で、ファイナルが始まる前はうれしかったけれど、負けるのは悔しいですね。卒業後は大学院へ進むので、これからも福岡でセーリングを続けます」(九州大・北詰スキッパー)photo by Junichi Hirai

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3位の早稲田大(山口、櫛田、渡辺、江畑、槌谷)。「最初は何も分からなくてドタバタでした。でも、みんなで声を掛け合って、レースを重ねて成長できた部分もあります。最後の方は、マッチレースを心がけてできるようになったので楽しいレースができました。わたしはレース中、頭が真っ白になるタイプ。今回のレガッタはクルーが積極的に話し合って指示してくれたのでスピードに集中できました」(早稲田大・山口優スキッパー)photo by Junichi Hirai

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大学対抗&U25マッチ全員集合です。また来年会いましょう!photo by Junichi Hirai


大学対抗&U25マッチ最終日ダイジェストです。月光ボーイズ、九州大のインタビューあります。映像:デイリーセーリング

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