ワールドカップ最終日、牧野/高橋9位、吉田/吉岡トップフィニッシュで6位へ

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 4月26日、フランス・イエールISAFセーリングワールドカップ最終日は、昨日終わったパラリンピック以外の五輪10種目がおこなわれました。レース海面は北と南の2海面に分けられ、一方のエリアではライブ中継がありウエブサイトで放映されました。風は6〜8メートル、メダルレースには絶好のコンディションです。(BHM編集部)

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トップフィニッシュを決めた吉田 愛/吉岡美帆。マイアミ大会からワールドカップ連続トップです。photo by Junichi Hirai

 メダルレースには49er級の牧野幸雄/高橋賢次(トヨタ自動車東日本)、470級女子の吉田 愛/吉岡美帆(ベネッセホールディングス)が出場しました。先におこなわれた49er級は激しい内容になりました。ジェネカーがあがると沈、フィニッシュの目の前でも沈。沈艇があるなか、牧野幸雄/高橋賢次は、第1上マークを10番手で回航しますが、ダウンウインドで追い抜き、さらに上位を目指します。しかし、フィニッシュ直前で牧野/高橋が沈。それでも8位を獲得し、総合9位にあがりました。

 470級女子の吉田 愛/吉岡美帆は、フリートが左海面を選択するなかで前に飛び出し、第1上マークを2番手で回航、その後、トップのブラジルを追い抜いてベネッセチームの独壇場となりました。吉田/吉岡は首位を保ったままトップフィニッシュを果たし、総合6位へアップして大会を終えました。

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49er級の牧野幸雄/高橋賢次。総合9位はワールドカップ自己ベストです。photo by Junichi Hirai

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吹き上がったら余裕すら感じられる吉田/吉岡。日本がトップフィニッシュを決めるのは、うれしいものです。photo by Junichi Hirai

 各クラスで選ばれた40艇だけで競われたワールドカップ・イエール大会。少数精鋭の内容の濃い5日間のレガッタになりました。バルクヘッドマガジン編集部が取材して、日本選手は健闘していたものの、世界の選手たちも同じように成長しているのを痛感しました。

 特に470級男子の実力は、クロアチア、オーストラリア、イギリスが抜き出ているのは明白です。現時点の日本男子は、この領域にまで辿り着いていません。

 20番台、10番台を経て、メダルレース常連、さらにメダルを獲得するまでのステージがあるとすれば、日本の実力は10番台、メダルレースに入るか入らないかの瀬戸際です。ワールドカップでメダルを取れば、当然、オリンピックのメダルが見えてきます。彼らの成長を期待しないわけにはいきません。

 470級女子の吉田 愛/吉岡美帆は、メダル獲得の実力があるのは、先のワールドカップ・マイアミ大会で銅メダルを取ったことからも実証済み。特に吹き上がった風域では安定していて、上位を外しません。望みも高く「今年は5位以内に入るのを目標」としている吉田/吉岡は、日本セーリング界でもっともメダルに近い存在といえるでしょう。

 次回のISAFセーリングワールドカップは、6月にイギリス・ウエイマスで開催されます。そして、6月後半からは470級のリオ五輪日本代表最終選考となるデンマーク・ヨーロッパ選手権が開催されます。日本代表選考の戦い、そして世界のトップの領域へ向かう日本チームの活躍を楽しみにしたいと思います。

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メダルレースでもトップフィニッシュで金メダルを決めたピーター・バーリング/ブラー・チューク(NZL)チームニュージーランドのスキッパー候補でもあるバーリングは、いま世界で最も速いとされるセーラーです。photo by Junichi Hirai

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ラジアル級はオランダのマリット・ボウミスタが低迷。エヴィ・ヴァン・アッカー(ベルギー)が金メダルを獲得しました。photo by Junichi Hirai

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ナクラ17級はまたしてもビリー・ベッソン/マリエ・リオウ(FRA)が優勝です。フランスはグルーパーマのフランク・カマス(ボルボ・オーシャンレース優勝スキッパー)が出場していますが、同国の層が厚くフランスで3番手に甘んじています。photo by Junichi Hirai

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ライブ中継のカメラは防波堤に用意したクレーンの上から撮影していました。海に出ていた編集部は映像を見ていないのですが、どんな感じったのでしょう?photo by Junichi Hirai

◎ISAF SAILING WORLD CUP Hyeres
http://swc.ffvoile.fr/

470級女子
1. BRA Fernanda Oliveira / Ana Luiza Barbachan 45.00p
2. NZL Jo Aleh / Polly Powrie 53.00p
3. FRA Camille Lecointre / Helene Defrance 54.00p
6. 吉田 愛/吉岡美帆 76.00p
39. 山口祥世/畑山絵里 209.00p

49er級
1. NZL Peter Burling / Blair Tuke 49.00p
2. AUS Nathan Outteridge / Iain Jensen 98.00p
3. GER Erik Heil / Thomas Ploessel 144.00p
9. 牧野幸雄/高橋賢次 191.00p

2.4mR級
1. FRA Damien Seguin 24.00p
2. AUS Matthew Bugg 28.00p
3. GER Heiko Kroeger 29.00p

470級男子
1. CRO Sime Fantela / Igor Marenic 40.00p
2. AUS Mathew Belcher / William Ryan 55.00p
3. GBR Luke Patience / Elliot Willis 59.00p
15. 松永鉄也/吉田雄悟 106.00p
17. 土居一斗/今村公彦 109.00p

49erFX級
1. DEN Ida Marie Baad Nielsen / Marie Thusgaard Olsen 87.00p
2. BRA Martine Soffiatti Grael / Kahena Kunze 94.00p
3. ITA Giulia Conti / Francesca Clapcich 99.00p

フィン級
1. GBR Giles Scott 38.00p
2. SLO Vasilij Zbogar 62.00p
3. GBR Edward Wright 75.00p

レーザー級
1. AUS Tom Burton 49.00p
2. GBR Nick Thompson 57.00p
3. BRA Robert Scheidt 66.00p

レーザーラジアル級
1. BEL Evi Van Acker 27.00p
2. LTU Gintare Volungeviciute Scheidt 48.00p
3. SWE Josefin Olsson 50.00p
23. 土居愛実 144.00p

ナクラ17級
1. FRA Billy Besson / Marie Riou 57.00p
2. NED Mandy Mulder / Coen de Koning 84.00p
3. NED Renee Groeneveld / Steven Krol 98.00p

RS:X級男子
1. FRA Pierre Le Coq 74.00p
2. POL Piotr Myszka 81.00p
3. GRE Byron Kokkalanis 83.00p
19. 富澤 慎 188.00

RS:X級女子
1. NED Lilian De Geus 90.00p
2. FRA Charline Picon 101.00p
3. BRA Patricia Freitas 104.00p
31. 須長由季 283.00p

ソナー級
1. FRA Bruno Jourdren / Eric Flageul / Nicolas Vimont-Vicary 14.00p
2. AUS Colin Harrison / Jonathan HARRIS / Russell Boaden 16.00p
3. GER Jens Kroker / Robert Prem / Siegmund Mainka 16.00p

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